「 マーケット通信 」 一覧

中期サイクルの再見直し

日柄は少しずれただけだが値段の差は大きかった 1409号で株価の中期サイクルの見直しについて書いたが、その前提としていた6月16日安値というシナリオがBREXIT騒ぎでぶっ壊れてしまったので、再度見直しを書く。この時ドル円のレンジも変化したので、こちらについても基本シナリオを提示したい。 BREXITの経済的影響について多くのエコノミストが書いているが、短期的には先行き不透明感から英国内の

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鷲は舞い降りたが、英国民は墜落した

本当の価値は失ってからわかるもの The Eagle has landed, but the English have crashed. 「鷲が舞い降りた」はジャック・ヒギンズの、20世紀最高とされる冒険小説のタイトル。ヒトラーの思い付きで郊外に休暇中のチャーチルを誘拐しようという話になって、ドイツの有能な落下傘部隊の兵士が悪戦苦闘するというお話。映画も大ヒットした。 飛行機の着陸をラン

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BREXIT派勝利、前日までの反発がアダとなり超大型の急落に

市場関係者はほとんど残留を疑っていなかったのだが 欧州株式は軒並み大幅高、NYダウは18000ドルを回復、リスクオフで買われていた債券は反落と、市場の動きから見る限り、英国国民投票の開票が始まるまでは市場参加者の誰もが残留が優勢という観測を疑っていなかった。シカゴ225先物は16600円台に乗せていたほど。 ところが9時を回り、ほぼリアルタイムで更新される英国国営放送BBCによる開票速報が

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日本株、中期サイクルのカウントを修正

週末まで続伸するなら新しい中期サイクルの上昇局面に 筆者は2月12日の安値が日本株の中期サイクルの安値であり、その後4-5か月程度の中期サイクルが訪れるので、その中間で高値を迎えるだろうと想定していた。しかし、想像以上の米国長期金利低下とそれに伴う円高ドル安が発生した上、BREXIT=ブレグジット=英国のEU離脱問題が実現した場合のインパクトを拡大解釈してリスクオフに動く投資家が増えてしまったた

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無風の公算強いけど、とりあえず荒れ相場を買いに行った市場

舛添辞任で都知事選挙が大きな話題に 舛添都知事が辞表を提出する方向にあるため、急きょ東京都知事選が行われることになりそうだ。投票日は7月31日か8月7日のどちらかになる見込みだが、困ったことに、どちらにしても4年の任期満了が2020年の東京五輪の会期中となるため、新知事が問題なく任期満了となった場合、選挙戦とオリンピックがもろに被るという前代未聞の珍事になりそう。ただし、新知事が一定以上の評価と

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債券バブルの先に何があるの

ブレグジット・バブルとでも言ったらよいか 債券の急騰に歯止めが掛からない。欧米経済紙は、今の相場は理屈では説明できない水準まで買われていると口を揃えている。おそらく年金などの長期投資家は、教科書で説明のつかないこの相場には手を出しておらず、大部分は先物で切った張ったの勝負をしている超大型ヘッジファンドの激突と思われる。 SQ直前の高値16830から本日の先物安値までほぼ850円、5%以上の

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雇用の次は米国消費者物価に注目

投機筋は依然ドル安債権高シナリオに固執中 日経では裁定買い残が大きく減ったことを報じているが、正しい報道とは思えない。月曜に東証報告分の裁定買い残株数が13億株強から12億株に減ったのは事実だか、これに対応する裁定解消売りは出ていなかったし、裁定解消が多くなれば当然大きく下がるはずのNT倍率も動いていなかった。 多分現実に起こったことは、東証会員権を持っている業者が抱えている裁定ポジション

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