サン・テグジュペリ「星の王子さま」と、余り情報を信用するとフェイクになるゾという教訓
2025・11・23(第1301回)

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妻扶美子が亡くなって3年経過した。時々夢の中に出て来てくれるが次第にあきらめがついて来た。いいことか悪いことか私にはわからないが――。

困ったことには話し相手がいないことだ。家族(息子三人・お嫁さん三人・孫娘四人)十人はよく面倒をみてくれるが、やはり多忙だ。ヒマな時の話し相手がいない。もう九十だから男性(オトコ)ではないのでその方は関係なく、音楽とか歌舞伎とか、読書とか、私の趣味と合う人がいい。どこかにいないもんでしょうか?週二回の電話でいいんだけどーー
今回も高市総理への質問に「台湾有事のとき。どう対処する」という立憲民主のどなたか、聞いていた。
ウォール街ではこの情報というか台湾有事の懸念はフェイクとして扱われている。
というのはトランプ米大統領とその周辺が「トランプ大統領2.0の任期中は、台湾を攻撃しない」と確信し、方々で述べている。
数年前の米海軍提督による2027年台湾攻撃説は現在は予算獲得のため米海軍の議会に対するアピールが主目的だったという解釈が主流である。
10月30日の「核実験再開」も「本当はやりたくなかった」と自らのSNSで述べている。
ノーベル平和賞を獲得したいトランプ大統領としては悩ましい。そもそも、あと二、三年で土地バブルが破裂して中国全体がダメになるか? 増加する核なんて持たなくていいとの考えにとりつかれているのかも知れない。
まあ、私の情報は相当な確度で的中しているから、まあ信頼してください。プリーズ。
さて、私自身について、少々述べる。
昭和10年8月27日生まれ。満90才。姉(昭和8年生まれ、死亡)、三女(昭和16年生まれ、これも死亡)。現在は私と昭和12年生まれの次女と、四人が二人に減った。「澂」(キヨシ)というのは、私が深川の清澄町に生まれ。その「澄」の古体字である。山一證券に入社したとき自己紹介で字を説明し、「私は山一の王」になると述べて、余分な敵をつくってしまった記憶がある。
山一に入り、調査畑出身でそこからファンドマネジメントの世界に入り欧米中東の年金獲得で功を挙げた。日本債券信用銀行に34才のときスカウトされ、証券から銀行にゆき、しかも役員待遇の顧問だったので、いまの日経ヴェリタスの前身に
一面で写真入りで紹介された。
その後TBSのサンデーモーニング、田原総一朗氏のサンデープロジェクト、筑紫哲也氏のNEWS23など常連で出て、著書50冊。まあ91才の老人の自慢話なんて、1300回の記念号しか出来ない。読者の皆さんガマンして聞いてください。

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さて、高市政権の高い支持率(JNNで81%・他民放系78%)。それにトランプ米大統領の「シンゾーの子分」としての厚遇など、安定政権になること、ほぼ確実であろう。そしてレアアース!
しめくくりに私の怪我を述べる。二年近くになったが、プールで足をキズつけ「包括的高度慢性下肢虚血症」で、右足の人差し指を詰めました。認知症はまだ起きていない。
週一回のブログは死ぬ迄書きつづけたいと切望しているが、実は認知症対策ともなるからだ。91才まで生きて2023年に死去したバイロン・ウィーン氏が「死ぬ迄仕事をしろ」との教えを守っている。
ついでに。私の本当の師はジョン・マークス・テンプルトン氏である。この人については、どこかで。
何時も表題に使うセリフ使うので。大事なことは「とてもかんたんなことなんだ目には見えないんだよ」
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