【2/16〜2/20】日本株 週間見通し(注目材料とセクター)

公開日: : 最終更新日:2026/02/16 AI分析投稿, 上級, 中級, 全ての記事, 初級, 無料記事

※AI分析を使った市況分析と情報まとめ投稿になります。

  • 米国株式市場は2/16(月)が休場(Presidents’ Day)の為、週初の外部環境は材料が出にくい可能性があります。 (Investopedia)

1)先週までの概況

  • 株価:高値圏での値固め局面
    • 日経平均は2/13(金)に56,941.97で週末を迎えました。先週末(2/6:54,253.68)から見ると、週次では+約4.9%と上昇基調が続きつつ、金曜は利確で反落しました。 (Nikkei Indexes)
    • TOPIXも2/13(金)3,818.85。先週末(2/6:3,699.00)比で週次は+約3.2%と底堅い一方、金曜は下押ししました。 (Investing.com)
  • 主因(重要度順に圧縮)
    1. 国内政治イベント後の政策期待」と「不確実性低下」:選挙結果を受けたリスク選好が株高要因になりやすい一方、材料出尽くしや「具体策待ち」の局面も意識されます。 (Reuters)
    1. 円高方向への振れ:米インフレ指標を受けた見方の変化などから、週を通じて円高圧力が意識されました(輸出株には逆風になり得ます)。 (Reuters)
    2. 金利:日米とも高水準だが方向感が焦点:日本国債(Japanese Government Bonds, JGB)10年利回りは2/13に2.21%近辺、米10年国債利回りは2/13に4.04〜4.05%近辺で推移。金利の上振れはグロース株・不動産などに重石になりやすいです。 (Trading Economics)
    3. 外部環境:米株のボラティリティ上昇:Cboe Volatility Index(VIX)は2/13時点で20台と、落ち着き一巡後の警戒感がにじみました。 (Bloomberg.com)
    4. 原油は戻りが鈍い:Brentは2/13に67.75ドル、WTIは62.89ドル。インフレ・地政学の両にらみで、エネルギー関連の追い風/逆風が日替わりになりやすい状況です。 (Reuters)

2)今週の注目イベント(国内/海外)

  • 国内
    • 2/16(月)実質GDP(2025年10-12月期・速報)。景気の底堅さが確認されれば安心材料になり得ますが、内容(内需か外需か、設備投資か)で市場の受け止めは変わりそうです。 (Reuters)
    • 2/20(金)全国CPI(1月)。物価の減速が見えれば金利上昇圧力が弱まりやすい一方、粘着的なら日本銀行(Bank of Japan, BOJ)の追加利上げ観測が再燃し得ます。 (Reuters)
    • BOJ関連観測:3月にも利上げの可能性が取り沙汰されており、発言やデータ次第で金利・円が動きやすい点は注意です。 (Reuters)
  • 海外
    • 2/18(水):連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee, FOMC)議事要旨(1/27-28会合分)。「利下げ/据え置き/引き締め継続」の温度感で、米金利とドル円に波及しやすいです。 (Federal Reserve)
    • 米国の主要指標群(住宅・景況感・物価など):金利見通しに影響しやすく、日本株のバリュエーション(特に高PERの成長株)に間接的に効く可能性があります。 (Kiplinger)
    • 米市場は2/16休場:週初は海外材料が薄く、為替や先物主導の値動きになりやすい点は留意です。 (Investopedia)

3) 上がりやすい条件 / 下がりやすい条件

  • 上がりやすい条件
    • 円安(または円高の一服)米金利の低下/落ち着きが同時進行する場合
    • GDPが想定より堅調で、かつ「内需の質」が良い(個人消費・設備投資が底堅い)場合 (Reuters)
    • 決算・ガイダンスで「業績の上方耐性」が確認され、指数高値圏でも買い材料が出る場合
  • 下がりやすい条件
    • 円高が加速し、輸出株の業績見通しに慎重姿勢が広がる場合(ドル円は2/13に152円台まで円高方向) (Yahoo Finance)
    • CPIが強め→BOJの追加利上げ観測→JGB利回り上昇→金利敏感セクターに調整圧力、の連鎖 (Reuters)
    • 米株のボラティリティ再上昇(VIX上振れ)で、グローバルにリスク回避が強まる場合 (Yahoo Finance)

4) 注目セクター

  • 銀行・保険など金融
    • 金利水準が高い局面では、利ざや改善期待が意識されやすい一方、急激な金利変動は逆風にもなり得るため「金利の上がり方」がポイントです。 (Trading Economics)
  • 内需(小売、サービス、建設・素材の一部)
    • GDPの中身が内需主導であれば、為替の影響を受けにくい銘柄群が相対的に選好される可能性があります。 (Reuters)
  • 防衛・インフラ投資関連(広義)
    • 政策の方向性が具体化すると材料になり得ます。ただしテーマ先行になりやすく、短期の値動きは荒くなりがちです。 (Financial Times)

5) 注意・危険信号のあるセクター

  • 不動産・REIT(例:J-REIT全般は代表例)
    • 金利(JGB利回り)の上振れは、割引率上昇や調達コスト面で重石になりやすいです。 (Trading Economics)
  • 輸出比率が高いセクター(自動車、電機の一部など)
    • 円高が進むと、業績見通し・ガイダンスの保守化につながりやすい点に注意です(週を通じて円高方向が意識されました)。 (Reuters)
  • 高バリュエーションのグロース(AI/半導体周辺の一部)
    • 米金利や米株ボラティリティの影響を受けやすく、外部環境の変化で調整が入りやすい局面です。 (Bloomberg.com)

6) まとめ

  • 先週は「政策期待」と「高値圏の調整」が同居し、指数は上昇しつつも週末に利確が出ました。 (Investing.com)
  • 今週は、2/16のGDP2/20のCPIが国内の軸になり、同時に2/18のFOMC議事要旨がドル円・米金利を通じて日本株に波及しやすい構図です。 (Trading Economics)
  • 目線としては、「円高が止まるか」「国内金利が落ち着くか」が上値追いの条件になりやすく、逆にここが崩れると高値圏ゆえの調整が入りやすい、という整理が無難です。

※本稿は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。


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