「 投稿者アーカイブ:黒崎
」 一覧【初・中級者向き】映画「リメンバー・ミー」と安倍首相と米中貿易戦争と投資チャンス
2018/04/15 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・4・15 この作品は先日のアカデミー賞で、長編アニメ賞と歌曲賞を獲得した。感動的な秀作と評判がいいので、春休みが終わって学校が始まってようやく観たがまだ満員。ディズニーとピクサーの組み合わせはやはり強力だ。私は家族愛のところで涙した。おすすめの一本だ。 10月31日のハロウィーンはメキシコでは「死者の日」と呼ばれ「オフレンダ」という祭壇をつくる。あの世から
【初・中級者向き】映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」とトランプと安倍首相
2018/04/08 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・4・8 先日のアカデミー賞で日本人辻一弘さんの特殊メーク賞獲得が話題になり、主役のゲイリー・オールドマンが主演男優賞。この演技だけで一見の価値がある。面白いし、おすすめできる。 1940年5月9日、チャーチルが首相になってからの4週間、脆弱な政権で前首相と外相がヒトラーとの和平を主張、二人が辞任すると内閣総辞職の危機があり得る状況だった。また国王ジョージ六世とも(当初は)仲が
【初・中級者向き】映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」と安倍さんの内憂外患
2018/04/02 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・4・1 スティーブン・スピルバーグ監督でメリル・ストリープとトム・ハンクス共演、と来れば面白いに決まっている。みごとな映画職人芸で私は感動した。一見に値する力作と思う。 47年前の米国紙ワシントン・ポストは当時、優秀な記者を抱えていたが、一地方紙に過ぎなかった。編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)はニューヨーク・タイムスに対抗すべく執念を燃やしていた。 ニクソン
【初・中級者向き】映画「ブラックパンサー」と森友と安倍政権
2018/03/25 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・3・26 米マーベル・スタジオの新作で2月に米国で公開されて爆発的なヒット、興行収入は12億ドル。先日のアカデミー賞授賞式でも司会者が「この瞬間でもブラックパンサーはメチャお客を集めている」と言っていた。 同スタジオで初めての黒人が主人公の映画で、監督も主演も黒人、しかも舞台は貧しいアフリカだが、架空の国ロガンダは巨大隕石を利用して豊かな生活。搾取され内乱ばかりしている現実と
【初・中級者向き】映画「北の桜守」と米関税引き上げと米朝首脳会談と日本
2018/03/19 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・3・18 吉永小百合120本目の作品でしかも「北の三部作の最後」というので注目されているが、私の妻が見たいというので観た。サユリストに申し訳ないが、30代を演じるのはやっぱりムリ。映画そのものの出来がイマイチ。「おくりびと」の滝田洋二郎監督らしくないなあ。 北海道を舞台に戦中と戦後を生き抜いた母子の物語で、戦争の暴力を表すのに劇中劇という形をとった。夫はソ
【初・中級者向き】映画「シェイプ・オブ・ウォーター」と安倍首相の内憂外患と株・円レート
2018/03/11 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・3・11 今年度アカデミー賞の最優秀作品賞、監督賞などを獲得した秀作。ギレルモ・デル・トロ監督の作品でも一番いい。 1962年の米国ボルチモア。冷戦時代の秘密研究所で働く、口の利けないまあ不美人の掃除婦イライザが主人公。ひそかに運び込まれた半魚人の姿を見て心を奪われる。孤独な主人公はアマゾンで神のように崇められていた“彼”に密かに会いにゆき、手話や音楽、ダ
【初・中級者向き】映画「15時17分、パリ行き」とウォール街の複合危機
2018/03/06 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2018・3・4 87歳のクリント・イーストウッド監督の最新作。2015年8月、アムステルダム発パリ行きの高速列車で、銃による大量殺戮テロを始めようとした男を、米国人三人が立ち向かい阻止した。その実話を実際に阻止した本人たちに自分の役で演技させて映画にした。 幼い時から友人同士の三人の堅い友情を生ませた米国の少年期教育のいい加減さ、教師の責任逃れが画かれる。一方イスラム系テロリストの方