「 有料記事 」 一覧

【中・上級者向き】 投資の羅針盤 東芝株の上場維持は本当に株主のためか

東芝は昨年12月5日、海外の投資ファンド60社を引受先とする第三者割当増資を実施して6,000億円を調達した。新たに割り当てられた株式は発行済み株式数の約54%と過半を占める。 この増資により、東芝は上場廃止となる瀬戸際でピンチを切り抜けたものと見られている。増資を可能としたのは、昨年10月12日に行われた東証による東芝株の「特設注意市場(特注)銘柄の指定解除」にあった。 これは、東芝株の

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【上級者向き】土星が山羊座に入ると大事件が起きる?

占星術が暗示する政治・軍事の地殻変動 木星は天空上をほぼ12年かけて1周し、1つの星座に1年居留する。東洋の占星術では「歳星」と呼ばれ十二支と関係しているものと思われる。木星は幸運の代表的な星とされるので、それに関係した吉座相となる人、国、企業は幸運に恵まれやすいとされる。 一方土星は試練の星と呼ばれ、30年弱で天空を1周する。公転速度が遅い分だけ運行速度は不安定で、1つの星座の居留期間は

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【上級者向き】中期サイクルの天井接近、新規買いは慎重に

投機筋が一気に仕掛ける、来週明けがクライマックスか 新年あけましておめでとうございます。年明け2日間で日経225は950円高、4.17%の猛烈なスパートとなった。しかしTOPIXは3.45%、日経JASDAQは1.95%の上げに留まり、この間のドル円が小動き、SP500の上げ幅も2%未満であることを考えると、大証の休み中に、地合いのよいこの時期を狙ったヘッジファンドが225先物を買い込んでおき、

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年1月号>

最近の話題 最近、不動産市場で存在感が高まっているのは「高齢者」で、取引の現場では、売り主・買い主の立場で目立っている。 日本の高齢化社会の進行が著しいことを実感させられると同時に、時代はいつも変化していくものだと納得させられる。 さて、高齢者と並んで、近年、存在感を高めているのが「企業」で、不動産に強い関心を持ち始めている。人口減少、国民所得の鈍化などで、内需産業の行き詰まり、閉塞感が高ま

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長谷川慶太郎の時局分析~No13~EV、日本株……先を読む

いまEV(電気自動車)の波は大型車に及んでいます。 大型のEVでいちばん進んでいるのはアメリカのテスラ。テスラはトラックの生産を始めました。トラックのEVは乗用車よりよっぽど難しいから大変です。 バスやトラックまでEVになると日本の自動車メーカーにはきついですね。 テスラ社ホームページより[/caption] 日本は水素自動車で世界の覇権を握ろうとしているわけですから、E

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長谷川慶太郎の時局分析~No12~銀行はダメだが大手商社はいい

銀行の人員削減、合理化が進んでいます。 デフレ時代の体制を作ろうというわけです。 地銀は収益もなくなってきました。信金がダメ、第二地銀がダメ、地銀がダメ。残るのは都銀だけ、それも大手3行だけですね。 日本にはいま銀行員が25万人いますが、将来は5分の1、10分の1以下になるでしょう。 収益構造の根底にある利ざやがゼロになるのです。ゼロになるだけじゃなく、貸し付けが不良化して

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【上級者向き】2018年、デフレ脱却でヤマは動くか?

デフレ脱却が見えた時、日本の投資家はどう動くだろうか 今回が年内最終号になる。1週間後には新年第1号を書くつもりだが、読者の皆様もよい年末年始をお迎え下さい。少し前号のレスキャッシュの続きを書く。 今朝の日経では中国のスマホ決済額が500兆円に上り来年も大幅続伸が必至と書かれていた。キャッシュレス化が全部よいことばかりではないが、かつて重い石や美しい貝殻だった通貨が、金貨となり紙幣となり、

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