「 有料記事 」 一覧

【中・上級者向き】 投資の羅針盤 増える株主提案に「物言う株主」の活性化を期待

今年の6月株主総会の最大のトピックスは、株主提案の大幅増加と一提案の可決であった。一方で、会社側提案の総会議案への賛成比率の低下傾向が続いている。 このような株主総会での「物言う株主」の動向をどう評価すべきか、具体的な事例に基づいて考えてみたい。 株主提案は過去最高を更新 2017年3月決算会社の提示株主総会における株主提案は、40社・212件となって、社数・議案数ともに過去最高となった

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【初~上級者向き】ひふみ投信はどこまで伸びるか

2017/09/01 | 有料記事

独立系運用会社のレオス・キャピタルワークス(藤野英人社長)が運用している「ひふみ」シリーズの投資信託が急成長している。8月24日現在の純資産残高は、1つのマザーファンドで運用している「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」を合わせて3303億円と、昨年末の1224億円に比べて2.7倍になった。日本株投信としては「さわかみファンド」(2975億円)を抜き、「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(

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【上級者向き】なかなか結論が出ない東芝半導体の売却

当事者それぞれの利害と面子が錯綜、取締役内部でも意見が割れる 大詰めを迎えた東芝の半導体部門の売却問題だが、裁判となっていたウェスタンデジタルと一転和解して売却の方向で纏まるかと思ったら、そうすんなりとは行かないようだ。一つの期限とされた8月末の取締役会では、役員内部の意見が割れ、結論は持ち越された。 「東芝半導体」に価値があるのは間違いないが、メインのメモリー市況が周期的に大きく変動する

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長谷川慶太郎の時局分析~No10~北朝鮮のミサイル発射でもトランプ動かず

北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本上空を通過し、北海道襟裳岬の東方の太平洋上に落下しました。事前通告なしの発射です。 首相官邸ホームページより[/caption] 報道では米国のトランプ大統領は動かずそのままです。これは動けば戦争になるからです。中国も戦争が嫌だから何もしません。 トランプ大統領はいつ路線の修正に手をつけるか?これまで半年の様子からみると、やらないでしょう。

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【上級者向き】EV(電気自動車)は本当に早期普及できるのか

結論は「ムリです」、環境負荷軽減効果も意外に少ない 先日トヨタとマツダが業務提携を発表した。両社は2年前から安全・環境技術の開発で提携していたが、今回は一段進めてエンジン・モーターなど自動車の中核となる駆動系の開発である。すでにフランス、イギリスが2040年までの内燃機関による自動車の販売禁止を打ち出したほか、インドも2030年の販売禁止を目標としていると言われる。 ところが世界最大級のト

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2017年9月号>

最近の話題 不動産市場は、金融だけでなく、周囲の様々な変化にも影響される。米国在住の知人から聞いた話だが、ニューヨーク、ロサンゼルス、シアトル、アトランタ、サ ンフランシスコの住宅価格が著しく上昇したが、それは、中国人の爆買いによるところが大きいと指摘していた。 日本でも同様のことが起きたが、最近では、ほとんど見られなくなった。 また、米国では、大型商業施設の事業が最悪な状況になっていると

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【上級者向き】ソブリンファンドを研究したら、日銀のETF購入は大正解だった

どうして日本の割安大型株が売られているのか 始めに前回号の訂正。前段後段の小見出しが重複していたうち、最初の方を「やはり事件が起きた皆既日食」とします。正しい方を間違えて消していました。 このところ株価が冴えないのは、需給面からはヘッジファンド系の先物売り、中東産油国系ソブリンファンドの換金売り、国内の老人投資家や相続財産の処分売りが原因。バリュエーションや業績面からは申し分なく、今のPE

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