「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】中国が石油禁輸に協力しなければ米が北朝鮮攻撃へ

EMP(大気圏外核爆発)攻撃の示唆だけでも米国は動くだろう 米国は国連に北朝鮮への制裁強化策として、石油の禁輸と金正恩氏らの外国金融資産凍結の決議を求めた。これは経済的に息の根を止めることで北朝鮮に翻意を促す行為だが、中国とロシアは拒否権を行使するのが明らかであり、実効は期待できない。しかし昨報した通り、北朝鮮が最終目標とするICBMによる核弾頭の大気圏突入にはまだ至ってはいないものの、その成功

続きを見る

【上級者向き】北朝鮮問題との付き合い方

崩壊は時間の問題としても、紆余曲折の道筋により影響度は大きく異なる 北朝鮮は8月29日に米軍基地のあるグアム島向けを意識したミサイルの実験に成功した後、9月1日に70キロトン級(広島原爆の約5倍規模)の地下核実験を成功させた。核実験の準備は事前に察知されており、驚く話ではなかったが、ミサイル実験直後というタイミングと規模には驚かされた。年初から振り返ると明らかに北朝鮮は核とミサイルの開発速度を大

続きを見る

【中・上級者向き】 投資の羅針盤 増える株主提案に「物言う株主」の活性化を期待

今年の6月株主総会の最大のトピックスは、株主提案の大幅増加と一提案の可決であった。一方で、会社側提案の総会議案への賛成比率の低下傾向が続いている。 このような株主総会での「物言う株主」の動向をどう評価すべきか、具体的な事例に基づいて考えてみたい。 株主提案は過去最高を更新 2017年3月決算会社の提示株主総会における株主提案は、40社・212件となって、社数・議案数ともに過去最高となった

続きを見る

【初~上級者向き】ひふみ投信はどこまで伸びるか

2017/09/01 | 有料記事

独立系運用会社のレオス・キャピタルワークス(藤野英人社長)が運用している「ひふみ」シリーズの投資信託が急成長している。8月24日現在の純資産残高は、1つのマザーファンドで運用している「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」を合わせて3303億円と、昨年末の1224億円に比べて2.7倍になった。日本株投信としては「さわかみファンド」(2975億円)を抜き、「フィデリティ・日本成長株・ファンド」(

続きを見る

【上級者向き】なかなか結論が出ない東芝半導体の売却

当事者それぞれの利害と面子が錯綜、取締役内部でも意見が割れる 大詰めを迎えた東芝の半導体部門の売却問題だが、裁判となっていたウェスタンデジタルと一転和解して売却の方向で纏まるかと思ったら、そうすんなりとは行かないようだ。一つの期限とされた8月末の取締役会では、役員内部の意見が割れ、結論は持ち越された。 「東芝半導体」に価値があるのは間違いないが、メインのメモリー市況が周期的に大きく変動する

続きを見る

長谷川慶太郎の時局分析~No10~北朝鮮のミサイル発射でもトランプ動かず

北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本上空を通過し、北海道襟裳岬の東方の太平洋上に落下しました。事前通告なしの発射です。 首相官邸ホームページより[/caption] 報道では米国のトランプ大統領は動かずそのままです。これは動けば戦争になるからです。中国も戦争が嫌だから何もしません。 トランプ大統領はいつ路線の修正に手をつけるか?これまで半年の様子からみると、やらないでしょう。

続きを見る

【上級者向き】EV(電気自動車)は本当に早期普及できるのか

結論は「ムリです」、環境負荷軽減効果も意外に少ない 先日トヨタとマツダが業務提携を発表した。両社は2年前から安全・環境技術の開発で提携していたが、今回は一段進めてエンジン・モーターなど自動車の中核となる駆動系の開発である。すでにフランス、イギリスが2040年までの内燃機関による自動車の販売禁止を打ち出したほか、インドも2030年の販売禁止を目標としていると言われる。 ところが世界最大級のト

続きを見る

PAGE TOP ↑