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2017/09/28 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
前原民進党が実質解党して希望の党に相乗り、両者の利害が一致 非常に速いピッチで情勢が変化しているが、先日書いた「オリーブの木」すなわち有力野党が小選挙区では統一候補擁立、比例区では統一名簿を提出するという構想が実現しそうである。このために必要なのは、前原氏の決断と民進党を結束させるだけの指導力であった。もし希望の党側がオリーブの木構想を望んでも、現有勢力が非常に小さく、資金も組織も候補者も貧弱な
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2017/09/26 | 不動産耳より情報, 有料記事 不動産耳より情報, 幸田昌則
最近の話題 最近の不動産市場では、金融機関の融資姿勢に変化が見られるようになった。 これまで、住宅・不動産の取引では、異次元の金融緩和もあって、金融機関は積極的な融資を行ってきた。極端な表現をすれば、「誰にでも、いくらでも貸す」と いう姿勢が続いてきた。 その結果、住宅やアパート、更にはオフィスビル、大都市の再開発事業など、ほぼ全分野に亘って資金が付いてきていたが、新年度になって状況が少し
2017/09/25 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
安倍首相の解散表明の出鼻をくじく緊急記者会見 日曜の昼のニュースで内閣府副大臣の福田峰之氏が自民党を離党し、若狭勝氏が結集を呼び掛けているいわゆる小池新党に参加するという報道があった。福田氏は自民党における小池百合子氏の数少ない盟友であり、小池氏が環境大臣になっていた時期に1年生議員としてその配下に付き、以後環境行政を中心に小池氏と不即不離の関係を維持してきた。 今回の離党は福田氏の選挙区
2017/09/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
米国は量的緩和策を反転、12月利上げの公算も90%に高まる 「ため(為)にする」とはある魂胆をもって人々を誘導するために噂などを流すことで、一番有名な用例は福沢諭吉の『学問ノススメ』にある「吾輩もとより為にするところありて私立を主張するに非ず」である。マーケットにはこの種の理屈や講釈が常時流れているが、近年で最も盛大だったものが、春先から蔓延した米国は景気が悪化しデフレになりかかっており、長期金
2017/09/19 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
この次の選挙でフラストレーションの反逆が起きるのは確実 15日に大手町の日経ホールで政治コントのザ・ニュースペーパーの公演があり、日経読者向け優先販売のチケットを応募していたので入場することができた。テレビで小泉・安倍首相や石破・小池百合子氏などの物まねしている9人のチームである。記者会見や報道番組では口にできないが視聴者側では暗黙の了解になっている、赤裸々な意見、ホンネが連発で出てくるので会場
2017/09/14 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
今回ばかりは消費税率の先送りはなさそうだが 昨日の日経朝刊一面トップは、珍しく首相インタビューの記事。現行の社会保障制度が高齢者中心になっていることを認めたうえで、今後は全世代にバランスさせるとともに、幼児や青少年向け教育の支援も財源がなくては実現は不可能とし、自分の責任でしっかり財源を確保していくと強調した。安倍氏は民主党政権末期に野田佳彦氏に解散条件として合意したにも拘らず、すでに2回も消費
2017/09/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
リスク要因残ったままだが株価チャートは夏の高値更新を示唆 北朝鮮に対する政策措置は、全会一致合意を目指した米国がこれ以上ないほどの大幅ディスカウントで中国とロシアの賛成を取り付けたため、予想に反してスムーズな決着を見た。石油禁輸には程遠く、金正恩個人に対する制裁措置もカットされており、実効性は大いに疑問だが、中国が共産党大会(10月18日からと決定)前に米朝衝突を何としても避けたい意向が強く、取