「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】米中首脳会談、中国はほとんど譲歩していないんだけどね

サプライズの米朝会談だが実は仕込んであった出来レース 一連の大阪G20サミットはトランプ氏のワンマンショーのようだった。昨日の突然の米朝会談も、周到に準備された見世物だったらしい。実はかなり前から外交筋が根回しを進めており、韓国の文大統領とは大阪で会っているのでわざわざ訪韓する必要はなく、少しは協力しろよと尻を叩いて板門店の会場設営をさせたとのことである。 まして世界中が注目する米中貿易交

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【中・上級者向き】「外国株に目を向けよう」

「貯蓄から投資へ」の大スローガンが2001年に掲げられて、約20年。2014年には年金の目減り対策の「起爆剤」ともいえるNISAがはじまり、企業型確定拠出年金に加えて、2017年には個人型確定拠出年金(iDeCo)のリニューアルもおこなわれたが、投資への流れはなかなか定着しない。 多くの日本人にとってはいまもなお「資産形成=貯蓄」であり、そもそも資産形成と貯蓄の違いがわからないというのが実態

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【上級者向き】LIXIL瀬戸CEO復帰を歓迎も、立ちはだかる負の遺産

潮田・藤森時代の海外M&Aで巨額の含み損を抱える 25日は日産自動車、LIXILと今回の総会シーズンで最も注目される株主総会が行われた。日産については、大株主でもあるルノーが当初は西川社長らが提案した経営改革プランを受け入れず、投票権を棄権=賛成票不足で不成立となりかけたが、寸前で西川氏らがルノーを優遇した譲歩案を提示したことで総会提案通り可決した。感情的なこじれはあるものの、100年に

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【上級者向き】政府の介入で企業も市場も窒息

2019/06/25 | 有料記事

東京株式相場は景気懸念から低迷が続いているが、通信業界やコンビニエンスストア業界に対する政府の過剰介入も、株式投資のリスクを高めている。「業界のビジネス慣行が公共の利益に反する」というのが介入の理由と思われるが、必ずしも介入が消費者の利益につながるともいえない。自由な企業活動を制約すれば、創意工夫による企業価値の向上も妨げられる。 最近の介入で最も目立つのが、スマートフォンの通信料や端末代金

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【上級者向き】習近平政権が正念場を迎えている

かつてない大型イベントになった大阪G20、巨頭会談が連発 今週末から大阪でG20サミット会合が開かれる。主要国首脳会議というのが現在の正式名称らしいが、第一回目の仏ランブイエの時はG5で先進国首脳会議と呼ばれていた。ところが会場に呼ばれなかったイタリア首相が乱入し、その後米国がカナダも入れてやってくれと頼んだので翌年からG7として年1回首脳会合を開くことにした。その後、ロシア、大規模途上国に欧州

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2019年6月号>

最近の話題 この数年間、全国的に住宅・不動産の売却依頼件数が増加の一途を辿っている。先般、日本全体の空き家数が約850万戸になったという調査結果が発表された。 人口減少下で住宅の供給が続いていることから、今後も空き家の数が増加していくことは確実と言える。 冒頭の売却依頼件数の増加傾向は、単に空き家が増加しているからという要因だけでなく、高齢化社会の進行、少人数世帯の増加、相続発生件数の増加、

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【上級者向き】これから迫真の2週間、米中首脳会談の焦点は貿易でなく香港問題

FOMCは想定通りの結果、当局に比べ市場期待の行き過ぎ感が顕著 昨晩の米FOMCは大方の予想通りで、FFレートの誘導水準は2.375%のままだったが、注目されたドットチャート(委員17名の今後のFF水準予想)には明確な変化があった。今年末予想は前回3月が現状維持11、引き上げ1回4、2回2(平均値2.493%)だったが、今回は現状維持8、1回上げ1、1回下げ1、2回下げ7(2.169%)と、平均

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