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基本の話by前田昌孝(第31回、積み立てと相場の変動)
2024/08/01 | 初級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝
積み立て投資の成績悪化 7月の東京株式相場は大荒れでした。日経平均株価は11日に初めて4万2000円台に乗せましたが、26日には3万8000円割れ。31日には日銀の利上げを受けて急騰しましたが、まだ予断を許しません。1月に投資信託への積み立て投資を始めたばかりの若年層も、評価益をだいぶ失いました。激しい値動きから何を学んだらいいのでしょうか。 日経平均は7月11日に4万2224円の最
清原達郎「わが投資術」のすばらしさと「日本株ショーテッジ」の時代の到来
2024・7・28(第1231回) 7月24日は亡妻扶美子の三周忌。しかし入院中のこととて、出席はかなわず残念この上ない。 ただ、夢の中に出て来てくれたのがわずかに救いになった。たまらなく淋しい。 さて、今回はいつものような映画はなし。代わりに感銘を受けた本をご紹介する。 その著者は「清原達郎」という人で、まだ会ったことはない。しかし、日本一の長者になったことで知られてい
映画「JFK」とトランプ暗殺未遂と今後の米国の対外政策(とくに円の対ドルレート)。長期上昇相場を支えるわが国の新NISAにも注目
2024・7・21(第1230回) <huluより> オリバー・ストーン監督・製作の超々話題作。ケビン・コスナー主演。あの事件のおかしい点を追求して大ヒットした。ただ、愛人のひとり、例えばジュディ・キャンベルをフランク・シナトラとJFKが「共有」していた、などは省略されている。 ジュディ・キャンベル<ウィキペディアより> さて、今回のドナルド・トランプ暗殺
「資産運用立国」はカケ声だけに止まるのか。「金利のある世界」をもっと高度利用すべき。まだイケる銘柄5つ。
2024・7・14(第1229回) 入院して早くも5週間。運動出来ないのと、病状の治り方のペース が遅いのでイライラしている。 イライラしている一因は、財務省の横槍のせいだろう。せっかく「資産運用大国」といういいキャッチフレーズをきめ、東京、大阪など5都市で書類を英語でいいなどの自由化措置を行った。 しかし、公的な税金について除外措置はない。地方税のみ。TAX FREEが
基本の話by前田昌孝(第30回、配当利回りの意味)
2024/07/01 | 初級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝, 基本の話
再投資や課税の有無で差異 2024年から衣替えした少額投資非課税制度(NISA)では、成長投資枠を利用して個別株投資ができますが、この半年間を振り返り、市場関係者から配当利回りが高い株式が人気を集めたとの声が出ています。値上がり益だけでなく、配当も得られる点で、ちょっとお得な印象もありますが、本当でしょうか。データから検証してみます。 当たり前のことですが、AとBの2銘柄があって、株
暗号資産の歴史と進化
暗号資産界のいろいろ 第1回 暗号資産(仮想通貨、ビットコインなど)にはたくさんの種類があり、新しいコインを誰でも簡単に発行することができます。 しかし人々に知られ、使いたい、保有したいなどの需要を起こすことができ、流通するものはビットコイン、イーサリアムなどごく僅かです。 これまで無数の暗号資産が登場し多くが消えていきました(デジタル情報としては残っていても通貨としての価値、