「 無料記事 」 一覧

基本の話by前田昌孝(第21回、資産運用業改革って何?)

岸田文雄首相が9月21日に米国で講演し、日本に海外の資産運用業の参入を促すため、資産運用特区を設置する方針を表明しました。日本で「貯蓄から投資へ」の資金シフトが進まないのは、国内の運用会社が十分な役割を果たしていないからと考えているようです。この見立ては本当に正しいのでしょうか。 <資産運用特区を創設> 岸田首相の発言のポイントは次の通りです。「日本における資産運用セクターが運用する

続きを見る

ラマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」と中国の地盤沈下。日本の復活。そして株高

ラマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」と中国の地盤沈下。日本の復活。そして株高 2023・9・24(第1191回)  セルゲイ・ラフマニノフ(写真)の最高傑作。その美しさによって、発表以来、最も人気のある協奏曲である。  映画好きの私には、1945年の「逢びき」やマリリン・モンローの「七年目の浮気」をすぐ思い出す。   出所:ウィキペディアより  アイススケ

続きを見る

そろそろ終わりのNYの「ドカ」。新しい明るい日本を読んで一斉に業界トップ企業が動き出した。押し目買いのチャンス!

そろそろ終わりのNYの「ドカ」。新しい明るい日本を読んで一斉に業界トップ企業が動き出した。押し目買いのチャンス! 2023・9・17(第1190回)  以前から私が警告しつづけて来たNYダウは、あと1回は「ドカ」がありそうだが、9月末から上昇の気配が出てきた。  私が信頼するテクニカルアナリストの箱田啓一さんは、9月11日の分析でこう述べている。  「NYダウは、9月末よ

続きを見る

映画「こんにちは、母さん」と第2次トランプ政権とウクライナ停戦。そして日本株。NYの意外高

映画「こんにちは、母さん」と第2次トランプ政権とウクライナ停戦。そして日本株。NYの意外高 2023・9・10(第1189回) 山田洋次監督作品は大好きなので、早速観に行ったが、観客席はガラガラ。吉永小百合が主役と思ったが、実際は大泉洋の息子が中心。何が言いたいのか、映画のテーマが全く分からない凡作だった。 やはり78才の吉永小百合の集客能力に限界が見えたのだろう。60年をこえ

続きを見る

映画「杉原千畝 スギハラチウネ」と割安な日本株の上昇。銘柄選択

映画「杉原千畝 スギハラチウネ」と割安な日本株の上昇。銘柄選択 2023・9・3(第1188回)  唐沢寿明と小雪の主演で2015年に上映された。第二次大戦時、リトアニアの首都カウナスの領事として、6000人のユダヤ人に対日渡航ビザを支給し、「日本のシンドラー」とたたえられた。 出所:ウィキペディアより 私が1968年渡米して、シカゴに行ったとき、現地の財界人の大

続きを見る

基本の話by前田昌孝(第20回、タダより高いものはない)

<オンライン2社が手数料無料に> オンライン証券首位のSBI証券と2位の楽天証券が8月31日、日本株の売買手数料を無料にすると発表しました。SBI証券は9月30日から、楽天証券は10月1日からです。何か勝算があるのでしょうか。 2022年度の手数料収入の内訳をみてみます。SBI証券は2023年3月期、楽天証券は2022年12月期です。 今回、無料にするのは委託手数料です

続きを見る

映画「リボルバー・リリー」とNYの「ドカ」、日本株の割安性と底値、目標(目先の)高値

映画「リボルバー・リリー」とNYの「ドカ」、日本株の割安性と底値、目標(目先の)高値 2023・8・27(第1187回) 出所:映画パンフレットより  初めに先週の休刊についてお詫びを申し上げる。何カ月か前にサントリーホールでころんで頭を打った。頭ガイ骨と脳の間に血が溜まった。8月16日にプールの開場を待っているうちに気を失って、救急車で病院に担ぎ込まれた。  頭

続きを見る

PAGE TOP ↑