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【中・上級者向き】「脆弱な日本の年金制度に個人はどう対処するか」
世界各国で高齢化への対応が課題となっている。どの国も年金給付の適正化に苦慮し、 年金財政の維持に腐心している。 このような状況下で、各国の年金制度を総合的に評価づけする画期的な国際比較指標 「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数ランキング(MMGPI)」 が注目されてい る。(図 1) くわしくは後述するが、この MMGPI は各国の年金制度を「十分性(Ade
【初・中級者向き】映画「隠し砦の三悪人」と10連休後の株価上昇を予測する理由
2019/04/29 | マーケットEye, 無料記事 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
(第960回)2019・4・28 黒澤明は本当にすごいと思う。「用心棒」がマカロニウエスタンを生み、「七人の侍」が荒野の七人シリーズ。そしてこの「隠し砦」は冒険映画、特にスターウォーズを生んだことで有名だ。雪姫とレイア・オーガナ姫、又七と太平のR2D2とC3POといった具合に。 この映画の面白いところはヤマのようあるが、真壁六郎太(三船敏郎)と又七(藤原釜足)と太平(千秋実)がお互いに信用せず
平成の30年、最下位は空運株
5月1日の新天皇の即位で年号が「令和」に変わる。平成の30年間が株式相場にとってどんな時代だったかを振り返ると、平成元年(1989年)末に日経平均株価が過去最高値を付けた後、歴史的な調整を余儀なくされ、復活も道半ばといわざるをえない。東証業種別株価指数(33業種)では精密機器が最も値上がりした一方、空運業が最悪のパフォーマンスを記録した。 日経平均の最高値は3万8915円87銭で、バブル崩壊
【初・中級者向き】映画「続・夕陽のガンマン」と米中貿易交渉決着と「その次」
2019/04/21 | マーケットEye, 無料記事 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
(第959回)2019・4・21 1966年のこのマカロニ・ウエスタンの傑作を。私はまずボストン、次にNY、最後に東京、計3回も観た。この映画の最終場面の決闘シーンの巨大セットを復活させる映画「サッドヒルを掘り返せ」が最近撮影された。それほどファンが多く、強い印象を残す作品なのだろう。 原題は「善玉、悪玉、卑劣漢」。クリント・イーストウッド主役、セルジオ・レオーネ監督の「荒野の用心棒」「夕陽の