「 全ての記事 」 一覧

【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年10月号>

最近の話題 このところ、日本列島は想定外の自然災害に次々と見舞われている。 8月初めには、「命に関わる」と表現された猛暑に襲われて、40度近い高温の日々が続き、死者も出た。続いて、広島・岡山県などの豪雨も街の風景を大きく変える土砂災害となり、多くの犠牲者を出した。 また、近畿圏を通り抜けた強大な台風は、多くの建物に被害を与え、「風」の脅威を見せつけられた。関西国際空港の浸水被害の映像は、想像

続きを見る

【上級者向き】見出し重視の投機筋主導の下げ、そろそろ買い場に

ヘッジファンドが飛びつきそうなネタが三つも揃う 週末の225先物が22570円。米国は大きく戻していたので、週明けの東京市場は平穏な展開が予想されていたが、短期筋ヘッジファンドがシャカリキになって叩き潰した。おそらく彼らは強気筋が投げるオーバーシュート的な水準になるまで売り続けるはずだ。だが割安と見た現物長期投資家が買いに出るTOPIX1650付近で岩盤に突き当たり、いったん買戻しで急反発、その

続きを見る

【上級者向き】米国株の本格的な下げは中間選挙以降だろう

トランプ政権のレイムダック化で債券市場の下げ圧力強まる 予想通りの下げなのであまり言うこともないが、米国株急落の一因として人気歌手のテイラー・ツイストが民主党支持宣言をしたことが無視できないと思っている。直観的にはこれで中間選挙で共和党が上院下院とも過半数を失い、愚劣な政策を連発するトランプ政権は完全にレイムダック化すると予想している。国民・外国など政策の受け手に対するインパクトが薄れるという意

続きを見る

【上級者向き】想定通りの波乱局面、落ち着いて安値拾いを

値動きの中心は投機筋の動き、株価は割安なので惑わされないように 筆者は従来から米国長期金利は一部投資家の誘導により経済実体以上に低い水準に抑えられ、その副作用としてドル安・米株高が演出されているとしてきた。年間で70兆円規模に上る米国企業の自社株買いも低金利の追い風があればこそだった。 しかし大型減税に加え長期間の景気拡大により労働需給が一段とひっ迫し、海外からの移民にも否定的なトランプ政

続きを見る

【中・上級者向き】金価格は反転上昇するか? 岡部 陽二

金価格は反転上昇するか? 金の年間平均価格は、2012年に1トロイオンス=1,668ドル※の高値をつけていったん下落した後は3年ほど横ばいで推移し、ここ2年ほどは緩やかな上昇基調にあった。ところが本年に入ると4月11日の1,369ドルから4ヶ月で約4%も急落した。さらに8月16日には1,184ドルと2年来の最安値をつけ、以来1,200ドルをはさんで揉み合っている。(図1) 貴金属取扱い業者の多

続きを見る

【上級者向き】極端な景気敏感からディフェンシブへのシフト

中国リスクと金利上昇で一段と景気鈍感株に人気が集まる 日本株で設備投資関連の筆頭銘柄と言えば、少し前まではファナックとエレクトロンだったが、2年ほど前から世界の機関投資家の注目はFA用センサーのキーエンスにシフトしている。省力化・自動化で不可欠な分野で抜群のシェア、成長率、売上高営業利益率、ROEを誇っており、株価指標面での割高感は気になるもののバランス運用のポートフォリオに欠かせない銘柄となっ

続きを見る

岡部陽二が新著を発刊

著者によれば、本書「国際金融人・岡部陽二の軌跡~好奇心に生きる」の印刷版はごく少数部に留め、基本的には時流に合わせて、アマゾンの電子書籍としてKindle版を定価500円(税込み)で発売しておられるそうです。 「アマゾン・本」で本書名を入れて検索いただけば出て参ります。 また、本書の全文はHPにもアップされており、こちらでもご覧いただけます。電子書籍の方が読み易いだけです。 つき

続きを見る

PAGE TOP ↑