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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 Brexitは英国経済成長の鍵【上】

6月23日に世界の注目を集めて行われた英国のEU(欧州連合)からの離脱(Brexit)を問う国民投票で、離脱支持が52%と残留支持をわずかながら上回り、世界の金融市場は大混乱に陥った。この混乱を受けて、先行き中長期的には世界景気の後退懸念が高まったとして、Brexit を否定的に論評する識者が多い。 しかしながら、そうした懸念に確たる根拠があるのであろうか。 筆者はBrexit後の見通しは

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【初~上級者向き】 長谷川慶太郎の時局分析~No5~アメリカが「世界の警察」を辞める日

9月に入りまだまだ暑い日々が続きますが、今年も残すところ4カ月となりました。今回は再来年くらいまでを視野に入れて、起こりうる事態を予測してみましょう。 まず11月にはアメリカで大統領選が行われます。選挙の行方を読むうえで頭に入れておきたいのは、今年に入って目立つ一般有権者の「反乱」です。 日本はいずれ拡大NATOに入る? 「反乱」は今年各地でみられました。 アメリカでは過激発言で物

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【上級者向き】 為替と米国債を巡り必死の攻防戦

ISM指数が製造業、非製造業とも予想を大きく下回る 筆者はつねづね米国経済指標のうち、どれを一番重要視するかと問われればISM製造業指数だと答えている。それが50を上回っている限り、明確な悪材料がない限り当面の米国景気や企業業績には楽観的でいられる。だが、1日に発表されたものは市場予想を下回り、足元の方向が下向きを示す49.6と出てきた。明確な下向きと判断するのは45以下に落ち込んだ場合だから、

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【初・中級者向き】 ソフトバンク債が話題。ハイブリット債と株式投資はどちらに投資すべき?

このところハイブリット債という聞き慣れない債券が出回っています。内外の金融機関が発行しており、三菱商事も発行しました。9月にはソフトバンクが個人向けと機関投資家向けの2種類を大型発行します。ソフトバンク債について一部の証券会社がさかんに勧誘しているようで、「これは投資できるのか?」という質問がきています。「第3回 ソフトバンク 劣後特約付社債」の発行条件はつぎのようになっています。ただし、正式な条

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【上級者向き】 売り手少なく17800 円まで強い抵抗はない

資金シフトが始まっている、売り手が少ないから出来高は少ない 英語のテクニカル分析の教科書に、アキュムレーション・ディストリビューションという項目があることがある。主に個別銘柄の売買について書かれることだが、日本語で言うと大口の投資家による買い集めと処分売りを意味する言葉である。目立った材料がないのに、1 か月以上に及ぶジリジリとした上げまたは下げのトレンドが起きている場合、こういう投資行動が起き

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【上級者向き】 債券から株式へのシフトはこれから始まる

胸を張ってよいGPIFの運用成績、自信を持ってリバランスせよ 先日発表されたGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人といちいち書くのも憚られるので今後はGPIFと表記)の4-6月運用実績は、5兆円余りのマイナスとなった。誰それが離婚したとか大損したとかの、弱い者いじめのネタが大好きなマスコミが、この大ネタに飛びつかないはずがない。第一、彼らにいじられるのを嫌って安倍政権は参院選前の結果発表を封印

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【初・上級者向き】 経営者報酬にも信賞必罰を

経営陣に対する長期インセンティブ報酬の一環として、リストリクテッド・ストックなどの「譲渡制限付株式報酬」を導入する企業が相次いでいる。2005年6月に適用が始まったコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)で、経営陣の報酬に適切なインセンティブ付けをすることが求められ、関連の税制も整備されたためだ。今後、日本企業の役員報酬も高額化し、株主と経営陣とが利害を共有するようになるかもしれない。

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