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小型のサマーラリーはありうるが高望みは禁物

BREXITを乗り越えて米国株は史上最高値を更新 英国国民投票でののEU離脱は全くの予想外であったが、当日為替や株価が大波乱になったものの、日を追うにつれて冷静な見方が浸透し、3週間経った現在ではNY株価が史上最高値を更新するに至っている。世界のGDPに占める英国の比率は2%程度、EU脱退と言ってもユーロには参加しておらず、加盟により貿易や人的交流面での優遇が失われる英国が自殺点を蹴り込んだ程度

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取りあえず上値トライも高望みは禁物

SP500史上最高値に円安も追い風だが 先週末の終値が15107円、それが本日は16237円、18時現在先物で16350円まであったのだから、急転直上の猛反騰といえるだろう。ドル円も週末に一瞬100円割れまであったものが103.5円まで戻しており、相場の景色は大きく変わった。 金曜日の東京市場が終わった後はイベントラッシュで、米国雇用統計が大方の予想を超える強い数字だったうえに、日曜日は参

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7月15日(金)JAII投資セミナー『Very hot 暑気払い』のご案内 (講師:金山隆一氏、桐山友一氏、木村喜由)

セミナーは終了いたしました。ご参加ありがとうござました。 ***************************************************** 7月JAII投資セミナー 『Very hot 暑気払い』 のご案内 【日 時】 2016年7月15日(金)16:00~18:00 (開場 15:40) 【会 場】 中央区立 日本橋公会堂 2階 第4洋室(TE

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債券市場に広がる根拠なき楽観と七夕の願い事

ハイリスクノーリターンの債券に群がる投資家は誰だ バブルと言えば通常は株とか不動産の話だが、目下一番オーバーヒートしているマーケットは債券市場である。BREXITに加えイタリアの銀行の信用不安、急落したロンドンの不動産投資ファンドの解約停止など、弱気心理に拍車をかける出来事が相次いでおり、投信の日本ではついに20年債の利回りがゼロになった。昨日は米国10年債が1.33%まで低下する場面があった。

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英国EU離脱の影響と、日本株の見通し

6月23日に行われた英国の国民投票の結果を受け、マーケットは一時大波乱となります。直前では残留派が勝つとの予想が市場に蔓延していたため、結果が離脱となったことで24日の東京株式市場は大幅安となります。 英国がこのままEU離脱に進むとしても実体経済への長期的な影響は不明です。これをきっかけに世界経済が縮小に向かうと決めつける必要はないと思いますが、投票結果が判明した直後の東京市場はパニック的に株が

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惑星が示唆していたイベントはこれだったのか?

海王星が危険な角度を相次いで形成する時間帯 日常のホットな報道ばかり注目していたため、しばしば想定外のビッグイベントを暗示するアストロロジーへの注目を怠っていた。今振り返るとその隙間に起こったのが予想外のBREXITだったといえよう。 筆者がフォローしているレイモンド・メリマン氏のテキストは昨年11月に書かれた「フォーキャスト2016」。その時点で最大トピックは米国大統領選挙で、BREXI

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投資の羅針盤
コーポレートガバナンス元年から1年【上】~株主総会を考える~

アベノミクスによる成長戦略の目玉の一つとして打ち出された「コーポレート・ガバナンス・コード(CG コード)」が東証上場企業に導入されたのは昨年6月のことである。 ほとんどすべての上場企業でコーポレート・ガバナンスのあり方についての議論や検討が行われ、昨年12月末までに約7割に当たる2,485社がCGコードへの対応状況を公表した。一見、上場企業のCGコードへの対応は進んでいるかに思える。

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