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映画「燃えよ剣」と韓国の没落。すでに始まっているのにご本人たちは気づいていない(第1087回)
司馬遼太郎のベストセラーの映画化。岡田准一のアクションも演技も素晴らしかった。充分におカネをかけた大作で、今年のベストスリーに入るだろう。おすすめできる。 土方歳三の一生を描いた。この人が倒幕側にいたら、大変な功績を挙げたと思うが、現実には鳥羽伏見の戦いのあと、徳川慶喜が戦線離脱する位、徳川幕府は頼りなかった。 頼りがないのは、現在の韓国もおんなじだ。 まずチャートを見て頂きた
株式投資は金持ちの「遊び」か
米国の自動車メーカー、テスラの時価総額が1兆ドル(114兆円)台に乗せたり、暗号資産ビットコインの取引価格が6万ドルを超えたりと、金融・資本市場では伝統的な投資尺度が消えたと思わせるような出来事が相次いでいる。ついていけない人も多いと思うが、あり余るお金を持った富裕層の「遊び」が激しい値動きをもたらしている可能性がある。 新興の電気自動車メーカー、テスラがいくら伸びているといっても、自動車販
ガラパゴス化した日本型投資信託の禍々(まがまが)しさ――その禍根は断てないのか
2012年以来のアベノミクス効果で日本株は大幅に上昇しており、米国をはじめとする海外各国の株も堅調に上昇を続けてきた。当然、投資信託への資金流入も順調に拡大してきたものと思っていた。統計上の投資信託残高は2017年に100兆円を超え、2021年末には150兆円超に達しているからである。 ところが個人金融資産の中身を見てみると、投資信託(公募投信)の残高比率が2014年以降ほぼ一貫して減少して