「 マーケットEye 」 一覧

【初・中級者向き】映画「タリーと私の秘密の時間」と三選後の安倍さんの政策

2018・9・2 私の好きな美人女優シャーリーズ・セロンの主演ものなので観たが、何と18キロも太ったアラフォーのバツイチで少々ガッカリ。役のため体重を増やしたとか。ま、仕方ないか。 三人目の子供を産み、産後鬱になっていた主婦マーロが夜間専門の若いベビーシッターのタリーの奔放な行動から次第に活力を取り戻してゆく。監督兼製作のライトマンは「大人用メリー・ポピンズ」とこの作品のテーマを説明し

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【上級者向き】経済は生き物、企業も生き物。株価は生ものだから腐る

バフェット流投資手法はもう終わっている? 「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉がある。ある時代の流行歌は、その歌が造られたり、それが流行するような気分的な下地がその時代にあるということを語ったものである。その時代に懸命に生きている人々の気分、共通認識が、はやり歌を作っていく。これはある意味でヒット商品、流行語、政治の流れと共通するものである。 世捨て人でもない限り、人は大なり小なり流行

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【上級者向き】中期サイクルが反転上昇、本物なら最低1か月は上値トライへ

とりあえず7月27日高値奪回が最初の関門 チャートの形状を見る限り、TOPIXは8月16日の安値で中期サイクルのボトムを付け、新中期サイクルに突入した公算が強い。今回のサイクルが「強気」のものなら、高値は5月21日の1820を抜き、その後の安値は8月16日の1668より高くなるはずである。「弱気」なら9月20日までにサイクルの天井を迎え、その後2-3か月間は下値を模索する公算が強いが、需給、バリ

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【初・中級者向き】映画「検察側の罪人」と魅力的なマザーズ市場の注目銘柄

2018・8・26 原作はかなり前に読んだが、映画はずいぶん内容が書き加えられて、原田真監督のいう「硬質な犯罪映画、つまりフィルム・ノワール」となっている。主役のキムタクとニノが話題の作品だが、悪役の三人が非常な芸達者でこれが軸になっていて、そこらに見応えがある。   検事の最上(木村拓哉)は後輩検事の沖野(二宮和也)に対し、ある殺人事件の容疑者松倉(酒向芳、これが巧い

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【上級者向き】ベネズエラが通貨崩壊、いずれロシア、中国にも波及しよう

無理に無理を重ねている独裁的政権、粉飾はいずれバレる 正常に運営されている国家においては、誰もが国家が整備したインフラをほとんど意識せずに暮らすことができる。ここで言うインフラは、道路や電気・水道だけでなく、法律、通貨、警察、軍事、財政運営なども含む国家が関与するすべての物事と言い換えた方がよいだろう。しかしひとたび財政不安が物価のスパイラル的な上昇に繋がり、年率100% を超えるハイパー

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【上級者向き】NT倍率が高値を更新、9月SQに向けヘッジファンドが策動か

米金利低下・円高ドル安なら普通はハイテク主導の下げ相場なのだが 薄商いで重苦しい展開が続いている。このところ、銀行・商社・自動車など大型で株価指標の割安な銘柄群のほか、相場環境が落ち着いたときに物色される中小型のバリュー銘柄の下げが厳しい。マザーズなどの高PBR人気銘柄も資金の流出から大きく下げている。 指標面で一番強いのはNT倍率。本日は13.183倍となり、過去最高を更新した。相対的に

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【初・中級者向き】映画「ミッション・インポッシブル フォールアウト」と迫ってきた中国貿易敗戦

2018・8・19 トム・クルーズのM・Iシリーズ第6作で私は一番よくできていると思う。おすすめだ。世界中でこのシリーズは28億ドルの興行収入を上げたというが、さもありなん。副題の「フォールアウト」は「副次的な予期しない影響」という意味と「放射性降下物」とあるそうだが、これも巧い。 56歳のトム・クルーズの全力疾走は第1作(1996年)以来ずっとで、見せ場になっている。カーチェイス(バ

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