「 マーケットインサイト 」 一覧
大変動の予兆が多く見られる
2020/12/21 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
ドル現金からの資金移動が全面高を生んでいる 最大のイベントである米国大統領選が終わったが、トランプ氏が最後まで負けを認めず、一方で米国のコロナ感染者が急増しているため、筆者が想定したよりもバブル相場が延長している。本来なら来年後半の経済正常化・財政金融フル支援の停止を見据えて、債券利回り上昇、新興国・新興企業株への資金逆流が起こるはずだったが、いいとこ取りの楽観的な気分がまだ世界
新大統領で政策も相場の流れも変わる
2020/11/16 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
減税と金融緩和で株高を続けたトランプ時代 トランプ支持が想定以上だったため僅差だったが、米国大統領選挙はバイデン氏の勝利となった。人物的魅力に乏しく米国に変化をもたらすリーダーとは思えないバイデン氏が勝ったというよりは、もうトランプ氏では御免だという人々の投票が多かったと見るべきだろう。だがトランプ氏の獲得票も大きく伸びており、国際協調や近代民主主義の原則に反しても、自分の利得や
米大統領選後、楽観の反動を警戒
2020/10/18 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
自滅的発言なければ次はバイデン氏でほぼ決まり 米国は世界初の成文化された憲法を持ち、その基礎である権利章典が掲げる理想は普遍的で素晴らしいものだ。だがそこで認められた各種の自由は、一面、独善と排除の論理にも転じうる。富裕層重視の税制、弱者切り捨ての福祉政策が、結果的に狂人としか思えないトランプ氏を大統領の座にに押し上げた。 前回の選挙で彼に票を投じた北部の白人低
米国景気の引き潮の予兆、米人気株は売れ
2020/09/17 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
まずは菅新内閣の陣容に注目 先ほど自民党総裁選が終了し、大方の予想通り菅義偉氏が次期総裁に選出された。菅氏は一応安倍政権の路線を踏襲すると言っているが、真面目な構造改革には一切手を付けず、お友達作りにばかり熱心だった安倍路線を引き継ぎ、モリカケ桜問題にも蓋をするというなら早晩人気を失うのは確実だろう。 それなら支持率の高い今のうちに解散総選挙、というのが定石では
コロナ対策が招いたバブル相場、楽観は禁物
2020/08/15 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
主要株価の相対レシオ、米債券の反落は急変の前兆か 前回号は7月13日の日米主要指標に基づいて執筆、今回は8月13日(米国は前日)を基準に書いている。この間、筆者が最も注目する動きは米国の債券とドル円相場、日米の主要株価指数間の相対レシオ(NT倍率およびダウNASDQ比率)が8月3日前後に頂点を打って反転したことである。 前号からNYダウは7.25%、NASDAQは5.98%上昇したが、
業績発表シーズン到来、今年は重要な意味を持つ
2020/07/18 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
コロナ禍の継続をテーマにしたNASDAQの行動変容銘柄バブル 前回号は6月10日に発行、日米主要株価指数はその前日が3月来の戻り高値で軒並み15日まで6.3%から10%の急落となった。だがその安値以降1か月間の動きには大きな差がある。NASDAQは新型コロナによる行動様式変容の恩恵を受けるとしてGAFAやテスラなどが人気化し15%上昇まであったが、その他はNYダウ7.4%、225が6.6%、
現在は楽観が行き過ぎ、遠からず反動が来る
2020/06/11 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
経済活動再開を好感、弱気筋の締め上げで投機筋が大攻勢 世界の株式市場は3月20日頃を安値に軒並み急反発しており、この75日でNYダウは46%、日経225も40%の記録的な急騰となっている。主要国のコロナ禍第一波の峠は越えており、目下は市民活動の再開に慎重だったニューヨーク市も復帰しており、気分的には楽観的に向かいやすい。しかしこれは過剰に弱気に振れた心理の揺り戻しに過ぎず、早晩こ