「 木村喜由 」 一覧

日本株、中期サイクルのカウントを修正

週末まで続伸するなら新しい中期サイクルの上昇局面に 筆者は2月12日の安値が日本株の中期サイクルの安値であり、その後4-5か月程度の中期サイクルが訪れるので、その中間で高値を迎えるだろうと想定していた。しかし、想像以上の米国長期金利低下とそれに伴う円高ドル安が発生した上、BREXIT=ブレグジット=英国のEU離脱問題が実現した場合のインパクトを拡大解釈してリスクオフに動く投資家が増えてしまったた

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無風の公算強いけど、とりあえず荒れ相場を買いに行った市場

舛添辞任で都知事選挙が大きな話題に 舛添都知事が辞表を提出する方向にあるため、急きょ東京都知事選が行われることになりそうだ。投票日は7月31日か8月7日のどちらかになる見込みだが、困ったことに、どちらにしても4年の任期満了が2020年の東京五輪の会期中となるため、新知事が問題なく任期満了となった場合、選挙戦とオリンピックがもろに被るという前代未聞の珍事になりそう。ただし、新知事が一定以上の評価と

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債券バブルの先に何があるの

ブレグジット・バブルとでも言ったらよいか 債券の急騰に歯止めが掛からない。欧米経済紙は、今の相場は理屈では説明できない水準まで買われていると口を揃えている。おそらく年金などの長期投資家は、教科書で説明のつかないこの相場には手を出しておらず、大部分は先物で切った張ったの勝負をしている超大型ヘッジファンドの激突と思われる。 SQ直前の高値16830から本日の先物安値までほぼ850円、5%以上の

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市場の歪みがひどい、買うのは割安銘柄だけに

異常な債券買い、英国のEU離脱懸念だけでは説明できず 筆者の目では現在のマーケットは正常なバリュエーションの序列に従っておらず、グチャグチャになっている。特にひどいのが債券市場で、10年国債利回りは米国1.68%、日本は-0.155%、ドイツが0.03%、英国50年債で2%という。常識的には長期債利回りは名目GDP成長率の近傍となり、年限が長いものほど流動性プレミアムが上乗せされて高くなるという

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雇用の次は米国消費者物価に注目

投機筋は依然ドル安債権高シナリオに固執中 日経では裁定買い残が大きく減ったことを報じているが、正しい報道とは思えない。月曜に東証報告分の裁定買い残株数が13億株強から12億株に減ったのは事実だか、これに対応する裁定解消売りは出ていなかったし、裁定解消が多くなれば当然大きく下がるはずのNT倍率も動いていなかった。 多分現実に起こったことは、東証会員権を持っている業者が抱えている裁定ポジション

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6月「株式セミナー」動画 ☆木村喜由 理事「今後の為替動向と株価」

6月7日に開催の「株式セミナー」での木村喜由氏の講義をノーカット動画でお届けします。 日本個人投資家協会 理事 木村喜由「今後の為替動向と株価」

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米雇用統計の数字はびっくり、だが基調が弱いともいえない

雇用者数は低かったが失業率が急落、賃金上昇も続いている 前日に発表されたADP雇用報告、毎週の新規失業申請件数などから考えて、5月分の非農業雇用者数は15万人程度の増加が見込まれていたが、出てきた結果はわずか3.8万人、しかも前の2か月分が下方修正されており、文句なしにショッキングな悪い数字。しかしそれはこの部分に限って言えばのことだ。通信大手ベライゾンの大規模ストで3.5万人下振れしており、天

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