「 木村喜由 」 一覧

ドル円は来年春まで110円±5円と予想する

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1400(2016年5月20日) 米6月利上げの公算ますます高まる、英国国民投票は先送りの理由にならず 筆者は昨年末の米国利上げ開始以来、繰り返し今年は年2回の利上げ、多分来年も同様のペースになるだろうと述べてきた。現在も全く変わっていない。正直なところ、足元の世界経済の動きは半年前のイメージより強いトレンドで動いている。特に米国の雇用情勢は非常に強

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5月「個人投資家株式セミナー」動画 ☆木村喜由 理事「直近の決算動向と為替」

5月14日に開催の「個人投資家株式セミナー」での「個人投資家株式セミナー」での木村喜由氏の講義をノーカット動画でお届けします。 日本個人投資家協会 理事 木村喜由「直近の決算動向と為替」  「ご存知のように、決算シーズンが始まっており…  

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ヘッジファンドの円高シナリオは間違っている

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1399(2016年5月17日) アメリカ経済に都合のよいシナリオでリスクオフは起きないと強調したがっている ヘッジファンドにもいろいろある。今筆者が取り上げているのは、先物や為替の短期売買で相場を大きく動かし、利ザヤ稼ぎを狙うタイプのものである。その中でも「イベントドリブン」と呼ばれる、マクロ経済に絡む指標や政策決定を先取りしてポジションを取ってお

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年度内は上下に振れやすい、逆張り姿勢で

2016年5月号 木村喜由のマーケットインサイト 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 投機筋主導で激しく上下動、実体は比較的平穏 4月28日の日銀政策決定会合では追加緩和の有無で見方が割れていたが、筆者の予想通り見送りとなった。同様の意見はけして少なくなかったのだが、株式関係者およびヘッジファンド(HF)は追加緩和を当て込んで強気ポジションを取っていたため、会合直後は失望売りで株

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厳しい環境だが今期の純利益は若干プラス

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1398(2016年5月11日) 前期末に赤字を吐き出す企業多く、今期は緩やかに持ち直し 筆者は225採用銘柄の決算を四半期ごとに集計している。証券会社所属の企業アナリストは担当業種のせいぜい50社までしか見ておらず、業績集計のチーフは部下が集めた全体の結果を見てはいるが、細かいところまで見ている人物はまずいない。主要企業全部のデータを入れるのは入力

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米国雇用統計の正しい読み方

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1397(2016年5月9日) 非農業雇用者数が大きく伸びなくても景気悪化には直結しない 先週金曜日は月初恒例の米国雇用統計。多くの投資家が最も注目するのは、非農業雇用者の増減だが、今回は市場予想の20万人増に対して16万人増と出てきた。当然市場はネガティブな指標と判断して、ドルを売り、債券を買う。株式市場では、瞬間的にネガティブに反応するが、少し考

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ウォッシュアウトの下げ、サポート線まで一気

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1396(2016年5月3日) 特段の悪材料もないのに記録的な大幅安 28日の決定会合で日銀が動かなったことで、ほぼ確実に追加緩和あるべしと考えてきた連中はパニックに陥った。追加緩和は必ずしもコンセンサスになっていたとは思えないのだが、何分、前週からそれを当て込んで大量に買い進んでいただけに、投機筋の買いポジションは大きく、まばらな買い注文は全く支え

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