「 木村喜由 」 一覧

「日本死ね」は意外に正論だ

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1386(2016年3月29日) 縦割り行政で時代の変化に対応できない日本の政府 「保育園落ちた、日本死ね」のブログは大きな反響を呼んでおり、待機児童問題は今度の選挙でも重要な争点の一つになるだろう。一億層活躍社会を実現すると公約しておきながら、政府がそのための基礎条件を全く整備していないのだから、単に耳当たりのよいスローガンを叫んでいるだけだと言わ

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日本株の出遅れ感が一段と強まる

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1385(2016年3月24日) 日本株の割り負けの主因は3か月で10%の円高ドル安 為替が円高気味に推移しているハンデもあるが、日米株価には大きな格差が生じてしまった。TOPIXで語ると、12月高値は1596、2月安値が1194、本日終値が1355でる。高値から25.2%も下落したが、その後5週間経過して下落幅の約40%を挽回しただけである。これに

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日本でなく米国で為替絡みの仕掛け

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1384(2016年3月22日) ドルを叩けば米国株と原油が上がる、日本株は円高で売り 変な動きである。先週のFOMCの声明文は、雇用は堅調、物価も上昇、海外の不透明要因も小さくなってきたので、近い将来利上げを実行しますよという内容だった。ただしドットチャートと言われるメンバー全員の金利予想を点で表示したグラフが全体に0.5%下に移動したことを市場は

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米国は利上げの地ならし態勢

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1383(2016年3月17日) FOMCは大方の予想通り、6月利上げ濃厚に 先週の投資主体別動向では外国人が1兆1932億円の売り越しで週間売り越し額の過去最高記録を更新した。財務省集計の市場外取引を含むベースでは1兆5832億円の売り越しで、さらに大きな売り越しがあった。おそらく1兆円を大きく上回る東証会員以外の裁定ポジションの解消があり、東証会

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ボールはFRB側にあり、日銀は動けない

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1382(2016年3月14日) 株価が戻して日銀は胸をなでおろしている 先週はECB理事会、今週は15日に日銀政策決定会合、16日は米FOMCと立て続けに中央銀行会議が開かれる。今年から日銀も政策決定会合を欧米に合わせて年8回にしたが、開催スケジュールはほぼ同じ時期に前後するようになっていて、この期間は投資家が耳目をそばだてることになる。実際に中央

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3月株式セミナー動画 ☆木村喜由 理事「中国バブル崩壊の行方は」

「JAII株式セミナー 大混戦の政治・市場を読む」での木村喜由氏の講義をノーカット動画でお届けします。 日本個人投資家協会 理事 木村喜由「中国バブル崩壊の行方は」 資源価格急落もリスクオフも原因は中国、昨年央からの下げは資源国の国富ファンドの換金売り…。

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4-5月に向け上昇の公算、中国発の波乱に注意

木村喜由のマーケットインサイト 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 市場のデフレ懸念は過剰、リスクオフの反動場面がしばらく続く 日経225は2月12日に14865円まで売り込まれたが、その後3週間はほぼ一本調子で反発し、3月4日は17042円まで14.6%の急反発を見せた。一方ドル円は2月12日に111円付近まであったがその後115円を回復することのないまま本日113.5円付近で推移し

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