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2019/02/08 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
数字を作りに行った公算強いSBG、額面通りに評価できず 6日の決算発表は注目度でトップを争うトヨタ自動車とソフトバンクグループ(今後表示は新規公開9434の方をソフトバンク、親会社の方はSBGで統一したい)が重なった。筆者の感想はどちらもびっくり。トヨタの決算は実は非常に良かったのだが、無理やり赤字を作って減益にした。やりくりして微増益を取り繕うという小手先の技でなく、当社はこんなに余裕があるぞ
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2019/02/05 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
月末に米朝会談と米中貿易交渉の期限、月明けは3・1独立運動100周年 朝鮮戦争はまだ終わっていない。日曜夜のNHKの特集番組を見た人は判ると思うが、朝鮮戦争とは社会主義政権による半島統一を目論む青年指導者金日成の政治的賭博だった。48年の建国以後、彼は何度もスターリンに対し軍事支援を要望したが、ソ連自身も打撃は大きく極東の革命勢力支援の余裕は乏しく、しばらく自分の力で頑張れと繰り返した。
2019/02/01 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
1-3月の大幅悪化を見込む企業が多い 決算発表が急ピッチで進んでおり、225銘柄は週末時点で時価総額の43.0%が発表済みとなっている。今回対象となった10-12月期に限れば、純利益合計は27973億円、前年同期比で29.9%の減益となっていた。筆者自身もそうだが、前年比で3割減益と聞いて驚いた人が多いのではないか。 この期のドル円は3か月平均で112.8円。前年比でほとんど横ばい。グロー
2019/01/29 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
1-3月の大幅悪化を見込む企業が多い 225銘柄のうち本日発表があったのは4社、30日は17社、31日は42社、1日は18社ある。週末時点では92社が発表を終え、時価総額が大きい輸出産業や商社の比重が高いため、全体のほぼ半分が完了となり10-12月期の概要はほぼ固まることになる。 現時点で確認できた範囲では、電機部品、機械、自動車部品などにかなりの減額修正が生じている。発表を終えた15社の
2019/01/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
投資家、企業の本音が現れる決算発表シーズン到来 商いが膨らまない。今週は4日連続で売買代金2兆円割れ。だが今週は外国人が1千億円台の売り越しになると見られる中で持ち堪えており、内容は悪くない。外国人同士が超高速取引でキャッチボールしているだけで膨らんだ出来高など、ほとんど意味がない。リアルでガッツのある投資家が参入しているかどうかにだけ注目しておけばよい。 ガッツのある人の話を2つ。まず村
2019/01/22 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
米朝会談はハノイとなる模様、タイミングは米中貿易期限の直前 2回目の米朝首脳会談が2月下旬に開かれる見通しである。会合地は北朝鮮に好意的で移動距離も比較的短いということで、ハノイが本命だろう。ベトナムと北朝鮮は軍事や政治システムで旧ソビエトに大きく依存してきた伝統があり、幹部同士の交流が長い。一方中国とは経済面での取引は活発だが、79年の中越戦争で中国軍5万人、ベトナム軍3万人の死者が出る激戦を
2019/01/18 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
自然体で株式市場に流入する巨額の余剰資金が存在する 大発会こそ大幅安だったが、その後の2週間でTOPIXは5.87%の急反発。外国人は先週までの2週間で2653億円の売り越しだったが、今週は小幅買い越しだろう。海外株式もドル円も堅調だったせいもあるが、バリュエーション面の割安感は歴然で、外国人の大幅売り越しがないならこの程度の戻りは当然だ。 中期サイクル(平均17週)が強気、つまり4-6月