海底資源大国を目指す日本。そして、新しい日米関係。最後にレアアース関連銘柄5つ

2025・11・16(第1300回) <アマゾンより> 今の日本にふさわしいテーマは、新しい日本の生きる道。海洋資源大国としての日本にほかならない。 私は7月6日付の1280回で「全国民必読!」として『ニッポンの国益を問う-海洋資源大国へ』という本をご紹介申し上げた。反響のすごかったことはいう迄もない。 <日本経済新聞より> 今回の日米首脳会談で「レ

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基本の話by前田昌孝(第46回、高市トレードは本物か)

2025年10月の日経平均株価の上昇幅は7478円71銭と、1カ月間の上昇幅としては1990年10月に記録した4210円60銭を大幅に上回り、過去最高になりました。日本初の女性首相となった高市早苗氏の手腕に期待する買いが大量に入ったためだと思われます。買いが買いを呼ぶ展開は「高市トレード」とも呼ばれていますが、果たして裏付けのある急騰劇なのでしょうか。 本物と偽りの区別は そもそも市

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日米関係の将来と日経平均5万円がついた後の展望

2025・11・9(第1298回) 日米首脳会談が終った。事前に米国側はラトニック商務長官を派遣して、内容はそちらを見ればわかる。 <日本経済新聞より> 表は日経新聞10月28日朝刊のものだが、同紙は「日本の80兆円、米インフラに--まず電力分野」と報じた。同長官は日本の半導体の関税を「15%を維持する」と述べている。 関連企業の株高で日経平均5万円が達成されたの

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コメ先物市場を拡充してコメ価格の安定を図れ

  令和のコメ騒動は、市場原理を無視した農政の歪みが一気に顕在化したものといえよう。備蓄米が放出されたが、コメ価格の高騰は沈静化することなく、いまもくすぶり続けている。 コメは本来なら自由に取引され、市場原理によって価格が健全に決定されるべきである。それなのに社会主義国家のような介入が続いたせいで、「農業の競争力低下」「補助金への依存体質」「需要に応じて柔軟に生産量を調整する

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黒澤明「蜘蛛巣城」と大統領の地位に固執するトランプ2.0。そして私の相場見通し

2025・11・2(第1297回) <アマゾンより> 三船敏郎演じるマクベスが、最後は矢でクビをつらぬかれ、目をむいて死ぬ。「マクベス」は悲劇だが、主君殺しが重要なテーマのひとつになっており、そこに森の中で会った魔女の予言がからむ。 <ウィキペディアより> クビに矢がささる前のマクベスは、生への執着をむき出しにしており、思わず同情したくなる。ロンドンで観た

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井上靖「敦煌」と亡母・今井満里の思い出。そしてオルカンより高い投資対象の発見。終りに2025年と1929年の相似

2025・10・26(第1296回) <アマゾンより> 井上靖の「敦煌」は映画にされ、私は実は三回も観た。ちょうどサラリーマン生活が開始した1959年に連載が始まり、大人気で、西域ブームが発生したこともある(ストーリーは末尾で)。 亡母・今井満里についてひと言。実に偉大な母親であった。書家として成功しただけでなく、母として四人の子を育て、対中国友好協会の幹部もつとめ、生

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マキャヴェリ「君主論」と高市総裁潰しの動き。この相場の先行き

2025・10・19(第1295回) <アマゾンより> 「運命は変化するものである。人が自己流のやり方にこだわれば、運命と人の行き方が合致する場合には成功するが、しない場合には不幸な目を見る」(君主論から) 15、6世紀に書かれた古典だが、今でも多くの人に読まれている。有力政治家でも、私の知る限り数人はいる。 高市新総裁はまだ首相にもなっていないが、早くも潰しにか

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