「 マーケット通信 」 一覧

債券バブルの先に何があるの

ブレグジット・バブルとでも言ったらよいか 債券の急騰に歯止めが掛からない。欧米経済紙は、今の相場は理屈では説明できない水準まで買われていると口を揃えている。おそらく年金などの長期投資家は、教科書で説明のつかないこの相場には手を出しておらず、大部分は先物で切った張ったの勝負をしている超大型ヘッジファンドの激突と思われる。 SQ直前の高値16830から本日の先物安値までほぼ850円、5%以上の

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雇用の次は米国消費者物価に注目

投機筋は依然ドル安債権高シナリオに固執中 日経では裁定買い残が大きく減ったことを報じているが、正しい報道とは思えない。月曜に東証報告分の裁定買い残株数が13億株強から12億株に減ったのは事実だか、これに対応する裁定解消売りは出ていなかったし、裁定解消が多くなれば当然大きく下がるはずのNT倍率も動いていなかった。 多分現実に起こったことは、東証会員権を持っている業者が抱えている裁定ポジション

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米雇用統計の数字はびっくり、だが基調が弱いともいえない

雇用者数は低かったが失業率が急落、賃金上昇も続いている 前日に発表されたADP雇用報告、毎週の新規失業申請件数などから考えて、5月分の非農業雇用者数は15万人程度の増加が見込まれていたが、出てきた結果はわずか3.8万人、しかも前の2か月分が下方修正されており、文句なしにショッキングな悪い数字。しかしそれはこの部分に限って言えばのことだ。通信大手ベライゾンの大規模ストで3.5万人下振れしており、天

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どうしても米利上げをさせたくない投機筋?

経済指標が強いのに米国債券が買われたのはなぜか 相場が通り一遍の常識どおりに動かないことはよくあるものだが、今週火曜以後の米国市場には妙なものが目立っている。1日午後2時以来の日本株の急落は、円高と日本株先物の売りを絡めた投機筋の動きによるものと強く疑われるが、最近の米国経済指標はFRBの利上げを促すような強いデータが相次いでおり、マクロ経済の動きに沿って付和雷同する思惑が広がりやすい方向に向け

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米国利上げは円安とリスクオフをもたらす

これまでの海外勢のリスクオンの反動に警戒せよ 先週来繰り返されていた報道だが、これだけ各紙に大見出しで書き立てられると、もはや消費税率引き上げの先送りは確定的であろう。本日午前中は多少懐疑的な空気もあり、ドル円が110.8円付近まで上昇していたのに株価の上値は重く、土壇場で空振りになるのを恐れていたようにも見えたが、午後1時頃に出る夕刊早版で消費税先送りがヘッドラインに並ぶと堰を切ったように買い

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消費税率引き上げが先送りされても

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1402(2016年5月27日) レンジ相場という基本シナリオは変わらない 伊勢志摩サミットは無事終わり、オバマ大統領の広島訪問という歴史的イベントもつつがなく終えられる模様である。国際行事が終わると安部首相は選挙準備に集中することになる。当面最も重要な日付は衆参ダブル選挙の期限になる国会最終日、6月1日。目下の情勢では衆議院解散はまずないだろう。

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2015年度の包括利益ベースROEはほぼゼロ

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1401(2016年5月23日) 為替に大きな変化がなければ今年度は8%台に回復しよう 損保各社の発表をもって、上場各社の今四半期決算の発表は終了した。過去一年間の成績を一言でまとめてしまうと、骨折り損のくたびれ儲けとでも言ったらよいだろうか。通常決算における純利益は1割弱の減益だったが、それに含まれない保有資産の評価損益、あるいは年金関係の積み立て

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