【初・中級者向き】映画「ブリジット・ジョーンズの日記」と第一回TV討論会とドイツ銀行

 

2016・10・2

女性に大人気の「ブリジット・ジョーンズ」シリーズの第三弾。「ダメな私の最後のモテ期」という副題がつく。第一作は2001年でブリジット32歳、2005年が第二作だったから、47歳のはずだが映画では43歳。今やTVの敏腕プロデューサーになったブリジットだが、相変わらずドジで天然ボケキャラクターでこれも相変わらず部屋がゴチャゴチャ。でも失敗してもカワいいし魅力的。レニー・ゼルウィガーの当たり役だ。

世の中の「負け犬」女性たちの感情移入先だから、ハンサムな男性にモテモテになるお話しは本来はこのシリーズに合わない。しかし今回は二人の男性とセックスして赤ちゃんが出来、どっちの子か悩むというストーリーなので予想外の展開だ。最後は―。まあ見てのお楽しみ。

%e3%83%96%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%83%e3%83%88

 

ダメ女は絶対に負け犬から脱却して「いい子」になれない。9月26日のNY州での大統領候補TV討論会を観たが、トランプはやはり大統領じゃない。そのウツワじゃないことが、よく見えた。

トランプ暴落は心配ない

CNNのTV放映後の世論調査では62対27の比率でヒラリーが勝った、となった。一方私が良く使う掛け率のオッズも同様。TV放映前と後との比較

ヒラリー 1・44倍→1・40倍

トランプ 2倍→3・33倍

たしかに9月下旬までのトランプの進撃は目覚ましかった。クック社の選挙人数調べだと8月15日の190人が9月29日には197に増加。一方ヒラリーの方は同じ期間で272と不変だった。しかし残る69人の選挙人がトランプに入れても、次期大統領はヒラリー。

このほか米国では大学教授がいろんな指標から予測あるモデル予測が有名なものだけで九つあるが7対2でヒラリー有利。的中率の高いNY州立大は51・2%対48対48・6%。ペンシルバニア対ウォートン・スクールは52・3%対47・4%。(ちなみにウォートンの予想は9月29日のTV討論後のものだ)

まあ「トランプ暴落」が言われていたが、よほどのヒラリーの失敗または健康不安が起きない限り心配なさそうだ。

ドイツ銀行に危機接近

ところがドイツ銀行問題が急に重要視されてきた。昨年8月に私はおかしいぞと指摘したときは33ドルだった同行株価は10ドル。

イタリアの大手銀行数行やコメルツ銀行も経営危機が市場の注目点になり、欧→米と金融関連株の急落が株価全体の足をひっぱっている。

こちらの方は不良資産、特にデリバティブの損失が明確に公表されていない。

ドイツ銀行は訴訟が膨大な損失をもたらすが、それ以前に米司法当局の140億ドルもの和解金を払うと、一遍にテキサス・レシオが悪化する。

このテキサス・レシオは不良債権を貸倒引当金+自己資本で割ったもの。日本のビッグ三行は9~10%、米国の大銀行もひとケタだが、ドイツ銀行は和解金を支払ったら100%を超える。ちなみにイタリアのモンテバスキは何と141%。

しかも欧州では、銀行の損失はまず預金者や債権保有者の負担するベイルイン方式で、さわぎが起きたら恐慌心理になり取り付け騒ぎが発生するだろう。

秋の大魔王が始まる

ドイツ銀行の貸付リスクへの保険料(CDS)は542%で、危機接近を示している。リーマンの危機前の5月2%、危機が起きた8月が6%だった。(ふつう1%以下)。

まあ私としては昨年8月からドイツ銀行は危ないといい続けて来たし、リーマンと全く同じことをしているので、末路は知れている。影響がリーマン並みになるか。まだ分からないが、株価とCDSはほとんど同じひどさだが。

 

秋に天から大魔王が来るゾ、とは前から言っておいたがやはり10月に始まるのか。こんな分かりやすい大魔王じゃない公算は残るがここでは作戦はふたつ。キャッシュポジションを上げるか、日経ベアを買うか。

 

映画のセリフから。

ヒョンな成り行きで前夫のマーク(ロリン・ファースト)とベッドイン。その前に野外ロックのフェスに行き泥酔して、コトに及んでいたのは米国のセレブ実業家ジャック(パトリック・デンプシー)。万事休したブリジットが言う。「私のお腹には、あなたたちのどっちかの子がいるってわけなの…」二人は「大事なのはベビーだ」と大人の対応。この事態の原因は使用期限切れのコンドーム!

ドイツ銀行の方も、始めはデリバティブの損失は大したことはなかったのだろうが、ギリシャに入れ込んだのがキズ口を大きくした背景だ。

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」と第一回TV討論会とドイツ銀行(第846回) 

今井澂(いまいきよし)公式ウェブサイト まだまだ続くお愉しみ

ジャイコミ有料記事テキスト画像

関連記事

日経平均2万円目前も、買いの理由と中身がよくない

日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 Vol1350(2015年11月19日) ファンダメンタル

記事を読む

映画「しあわせのまわり道」と急落の今後

小品だが大人の鑑賞に耐える、いい映画だ。原題は「ラーニング・トゥ・ドライブ」。人生の絶頂にいた女性が

記事を読む

知っておきたい債券税制の改正点

日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 2016年1月から債券・債券投信についての税制が大幅に改正さ

記事を読む

【初・中級者向き】映画「タリーと私の秘密の時間」と三選後の安倍さんの政策

2018・9・2 私の好きな美人女優シャーリーズ・セロンの主演ものなので観たが、何と18キロも

記事を読む

2015年株価予想・的中度ランキング
日経平均2万円超えで4割近くが早くも脱落!

ジャイコミで一番人気の記事は「2014年株価予想・的中度ランキング」。昨年末に公開したのだが、いまで

記事を読む

ジャイコミメンバーの特典


メンバー登録はこちら

投資歴40年のベテラン投資家等による
他には無い、生涯の資産運用に役立つ、
本物の投資家によるマーケット情報!

投資家・経営者・業界のプロ達も読む
(有料記事の執筆者紹介はこちら)

ジャイコミをフォローしよう


ジャイコミをフォローしよう
 


メディアとは異なり、利害関係が無いNPOだからできる唯一の中立な情報サイト
『真の情報を、数多くの人々に広める』
  • より賢く、豊かで自立した投資家を育てる

    by NPO日本個人投資家協会
PAGE TOP ↑