映画「裏切りのサーカス」と、1月6日に米国で発生するバイデン無力化と、菅首相へのマスコミ叩きの背景。それにNYと日経の予測 (第1045回)


 最近亡くなったジョン・ル・カレの全盛期の傑作の映画化で、2011年の作品。私は小説も映画も傑作と思うが、村上春樹さんは「スクールボーイ閣下」を最高傑作と断じている。まあお好みだが。冷戦時代の英国情報部がソ連からの二重スパイが首脳部にいるのを摘発する話。

 主役のゲイリー・オールドマンが演じたスマイリーは、アカデミー賞男性主演賞候補になった。ベニス国際映画祭で、大好評だった。

 ストーリーはややこしい、冷戦時代のスパイ合戦は、仕掛けられたり、仕掛けたり、ダマすつもりが、ダマされていたという風に、二重三重の構造になっている。とても短いセンテンスでまとめられない。まあ映画をご覧ください、というしかない。

 今回の米国大統領選挙も、オモテの情報とウラとででは全く違う。日本ではCNNを中心に報道されている。そこで12月16日に米国上院の国土安全保障・政府問題委員会の「2020年大統領選挙の不正を調査する」会合も全く報道されなかった。詳しくはここでは述べない。大切なのは立法府、つまり米国議会は大統領選挙に対し、大きな疑問を持っているということだ。

 この情勢を背景に、毎週のようにこのブログで引用させて頂いているSAIL代表の大井幸子さんが20日付のHFニュースレターで、次のように述べている。

 「12月22日は、去る14日に行われた選挙人による投票結果―封印されて箱に入っているーがペンス副大統領に渡される。」

「そして1月6日の特別両院合同会議で正式に大統領が決定される。主要メデイアはすでにバイデンが勝利したと伝えている」

 「ところが、ドンデン返しの可能性が残っている。」

 「上院議長であるペンス副大統領には拒否権がある。

 「つまり、選挙不正の科学的根拠など動かない証拠があれば、ペンス副大統領は開封を拒否する。」

 大井さんは、ラトクリフ国家情報長官が近く発表するレポートに注目している。このレポートで中国が不正運用に深く関与した事態が明らかとなる。

 それを根拠にトランプ大統領に「国家非常事態宣言」を行うことが出来る。これなら戒厳令を宣言、バイデン政権は正当性を失う。中国の共産党の間接支配が例の開票システムのドミニオン社におよんでいることは、このブログの読者ならご存じだろう。

 ラトクリフ長官はWSJの12月3日のコラムに「中国は(米国の国家安全保障の大の脅威で、)世界を支配しようとしている」と述べた。 大井さんも私も、12月12日になったらハンター・バイデンのスキャンダルを急にマスコミが取り上げ始めたことを注目している。ワシントンの地下で、何かが動き始めていることだけは確実だ。

 こういう時期なので、外務省の役割は重要だ。ワシントン情報をナマでしかも早く東京に伝えなくではならないからだ。

 ところが、私の情報筋は「日本の外務省は何を考えてるんだ!」と呆れ半分の質問をしてきた。

 「何故?」と聞くと「スギヤマをこの時期に交替させて、米国の情報に不慣れな元韓国大使を回してきた」とおカンムリ。

 すでに調べたが、確かに菅政権に移行したとたんに解任されていた。

 なるほど、この人事の失敗で、ワシントン政界の菅内閣への評価がいっぺんに下落。米国の後ろ盾の少ない政権の長期性を疑って、ウンと叩いておこうというマスコミ首脳部の思惑が働いて、菅内閣叩きを始めたに違いない。

 さて、以上は少し(かどうかは分からないが)後ろ向き。来年の見通しを私がちょくちょく引用し、的中率の極めて高い二人のテクニカルアナリストに聞いた。

 いちよし証券の高橋幸洋さん。

 「日経平均は当面の上値目途は2万9467円(1990年終値ベースの高値3万8712円と安値万321円の中間に。)一方下値めどは5年移動平均的線の2万462円。根拠として高橋さんは次のように述べる。

 「1目均衡表の月足から見た日経平均の上値目途は、今回の上昇波動ボトムとなる2008年10月安値6994円から2010年4月高値1万1408円の上昇幅4412円の五層倍高値の2万9061円。その他、同様な計算を2回加え、3回とも2万9000円近辺がめど。下値は5年移動平均線の2万2462円と月足の転換線2万2270円が重要な下値支持線」

 マネースクエアの宮田直彦さんはエリオット波動から予測する。

 「2020年3月安値(1万6358円)から長期の上昇トレンドが進行中(第3波)。

この波動の特徴は、上げ幅は大きく、期間は長い。アベノミクス相場では10年間、幅にして1万7454円、率にして250%に達した。この流れからは、史上最高値の3万8957円を更新してもおかしくない。」

ただ宮田さんは、目先は調整、と見ている。メインシナリオは年の前半は調整、秋以降に持ち直す、これが結論だ。

私は来年については大強気だが、バブルは意外高を呼ぶので、当たるかも。

映画のセリフから。「男たるもの、パーティから去るタイミングをワカっていなければならない」。心得ていますよ。

依然、来年1月20日からの買いを私は見込んでいます。

なお、次回はよほどのことがなければ、お休みさせていただきます。

では皆さん、よいお年を!!

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