映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」と、次から次へと発生する難題。そして私の変わらない強気第1083回)

久し振りのボンドもの。ダニエル・クレイグ最後の作品。それに日本系の監督とあって楽しみにしていた。勿論、初日と3日目に2枚予約した。

ところが残念なことに、全くの凡作だった。007はやはり美女を救い、また途方もない悪党から世界を救う、これでなくちゃ。

ところが今回は自分の妻と娘を救うために悪党に地面に頭を下げてあやまる。

今回、じゃあ何でブログに取り上げたの?

次から次へと難題が起きてゆくのを解決するところが、従来の007ものと同じ。そこが取り上げた理由です。

全く、次から次へと市場を悩ませる問題が続発している。

まず中国。恒大集団を10月4日に香港証券取引所が、突然、売買を停止した。習近平体制への意趣返しとみられるが、やはり市場は「第2のリーマン」説を思い出す。

第二は発足した岸田新内閣の支持率の低さ。来るべき総選挙での自民圧勝への期待へ、水をかけた。

私は「GOTO 2.0」が発足すれば、人気が上昇すると読んでいるが、やはり先のお話だ。

そこへ、ガソリン価格が160円台に6年ぶりに上昇。GOTOへの夢を打ち砕く。

第三は、米国国債のデフォルト問題、である。

政府債務の法定上限に抵触することで、10月18日には政府の資金が底をつけ、国債の利払いや償還が出来なくなる。

私のNYのソースは「共和党は、事態を了解している。直前に受け入れて無事にすむと思うが、不安は止まない」と述べた。その後、共和党幹部了解で、の12月迄危機は起きないが、一時的なものに過ぎない。

理由は次の通り。

第一の恒大問題。10月末にはG20が開かれる。メンツもあり、習近平主席は解決させるだろう。

第二は、先の話を割り切るほかない。

第三は、11月後半の解決を期待するほかない。

従って、今、来週は下値をニラみながら、ウェイト・アンド・シー。休むも相場、です。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイの最後に故ルイ・アームストロングが温かい声で歌う。

「We have all the time in the world (時間ならたっぷりあるさ)」

その通り。永い一生。二週間ぐらい何ということもない。


NPO日本個人投資家協会を寄付で応援

よろしければこのサイトを運営している日本個人投資家協会を寄付で応援してください。

寄付で応援


※1,000円以上


安心してご利用いただくために
  • クレジットカード情報は当サイトでは保持せず、決済代行サービス(PAY.JP)を通じて安全に処理されます。
  • 本人認証(3Dセキュア)画面が表示される場合があります。
  • 本人認証のため少額(例:11円)が表示される場合がありますが、実際の請求額ではありません。
  • 寄付完了後に表示される「DON-XXXX」を、公式LINEに送るとお礼ページURLが届きます。
  • 個人情報の取扱いは プライバシーポリシー をご確認ください。

関連記事

今井澈のシネマノミクス

映画「TAR/ター」と米国債務の引き起こす巨大なリスク。

映画「TAR/ター」と米国債務の引き起こす巨大なリスク。インフレ対抗策としての金への投資。そして日

記事を読む

2015年を読む②
木村喜由のマーケット通信
半身の強気が吉

*木村喜由のマーケット通信は今後、有料記事で掲載予定です。サンプルとして無料公開しています。 日

記事を読む

「仮名手本忠臣蔵」と石破政権の重大な欠陥、意外な「かくし玉」

2024・10・13(第1242回) <アマゾンより> 歌舞伎座で何回この名作

記事を読む

東京金融取引所と合同セミナーを開催しました

今年で3回目となる東京金融取引所との合同セミナーを10月8日、同取引所内の大会議室で開催しました。

記事を読む

投資の羅針盤
資本課税強化は不可避
「新型相続税」導入の提言

日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 日本の財政は改革の先送りで1,000兆円超の債務残高と毎年4

記事を読む

PAGE TOP ↑