モーツアルト「レクイエム」と安倍晋三元首相の功績と日経平均4万円の証拠 (第1125回)
36歳で亡くなったモーツアルトの遺作。
作曲の依頼人が見知らぬ男からの依頼だったことが「これは私の葬式の歌です。」とまでモーツアルトの心境を乱した。
このため、中途から弟子のジュースマイヤーが完成させた。
私は安倍晋三元首相の死が悔やまれてならない。モーツアルトと同じく、現役でしかも国にとって役立つことが明白な人物だからである。
第2次安倍内閣をつくった日は、2012 年12月26日だったが、11月末に私にメールが来た。
ゴールドマン・アセット・マネジメント会長 ジム・オニールのもの。
「We want Abe!!」
ウィ・ウォントというのは、米国の選挙の時に候補者を迎えるときに有権者の集団が拍手しながら名を呼ぶしきたりによったもの。
この中でジム・オニール氏が唱えた「唯一の投資戦略」は、さらに私を驚かせた。
「日本円を売り、日本株を買え。これ迄の円高→デフレ→円高→デフレの悪循環が止むのは、アベノミクスのスタート以外にはない。」
その結果はどうなったか。円レートは80円から100円、日経平均は8019円。これが110〜115円。2万4000円になった。
米国側は、これだけの円安(ドル高)になると通常は文句をつけるが、同盟国としてのわが国の地位が堅固になったことで、ノー文句。
さて、日経平均4万円説の方にうつる。。
大和証券理事の木野内栄治さんから伺ったのだが、(ソースはブルンバーグ)TOPIXの1株当り利益は次の通り。
2021年3月期 95.4円
2022年3月期 139.3円
2023年3月期 156.1円
2024年3月期 164.1円
ここでは来期(24年3月期)のEPSは164.1円をとる。2021年に比べて72%の増益。株価はそこまであがっていない。
一方日経平均の今期のEPSは2801円。来期の増益をTOPIX並みの5%とすると2941円。
PER13倍で3万880円。14倍で3万3381円。円安で15%増益とみれば3338円。PER13倍で4万3394円。
注目銘柄を次に。1.エレキ 2.商社 3.インバウンド
- ソニーG、日立、富士通、東京エレクトロン
- 丸紅、住商
- 京成、JAL、ANA、HIS
(推奨ではありません。念の為。ご投資は自己責任で。)
なお、私の妻扶美子がこのほど、脳出血で急死しました。生前のご厚誼に感謝いたします。
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