映画「MEMOMRY メモリー」と日経平均3万円達成で考えなくてはならない戦略と注目銘柄(第1173回)

映画「MEMOMRY メモリー」と日経平均3万円達成で考えなくてはならない戦略と注目銘柄2023・5・21 (第1173回)

リーアム・リーソンが「96時間」シリーズ以降定着した、無敵オヤジ路線。70歳ともなるとやはり動きがどことなく鈍い。

ストーリーも、ジョン・ウィックものの二番煎じでよほどのファンでない限り、おすすめできない。何しろ殺しの対象が少女なので断ったら、世界中の殺し屋たちから狙われるというストーリー。

まずウクライナで新しく入った情報。

ある元高官のご意見。長い戦いになると皆が言うが、ウクライナの人口は2500万人。戦いが永引けば、労働できる若者がいなくなる。すでに40代、50代の労働者まで狩り出されている。

1億4000万人のロシアがこの面では有利。

反面、装備の優れているウクライナが有利。

またロシアに財政収支の大幅悪化とルーブル暴落が大悪材料。

別のソース。お隣のポーランドのETFが、30ドル台から60ドル近辺までこの3ヶ月で上昇している。やはり、休戦または停戦を読んでいるのではないか。なるほど。やはり、何ヶ月先だろうが、停戦または休戦か。

さて本番。日経平均は3万円の大台を達成した。外人買いはごく短期のCTAなどで、本格買いではない。

独自の見方を持つ伊東秀広さんの意見をチャートで見ると、次から次へとカラ売りの買い戻しらしく、マドがあいている。45日上昇が多いが、5月17日現在43日

やはり、広島サミットが天井なのではないか。

伊東さんは先日も私に電話をくれて「ゴールドマンサックスが6ヶ月前1万8000株、先物を売っていたが、今はゼロ。高値で売りし掛けをしてくる」と言ってくれた。

結論。

3万円トビ台は、儲かってる銘柄に。まあ兜町の表現をするならば、「ナベに入れる」つまり利益確定の売りをおすすめしたい。

さて、連日報道されている米国の債務上限問題。誰しも悪者になりたくないし、騒ぎの間はTVなどマスコミに出られる。6月1日より多少は延ばされるのではないか。結末は、何もなかった。と云うことはわかっているのだが。

余談になるが、5月22日(月)発売の「週刊現代」に私の発言がのっている。ご覧ください。

さて、銘柄。

以前からおすすめしている5大商社(物産、商事、伊藤忠、丸紅、住友商事)のうちから、出遅れた伊藤忠。コマツと日立建機をおすすめしたい。

2年持って倍以上、が私の目標。(もちろん、ご投資は自己責任で)

来週は、中国についてまとめます。

では皆さん、グッドラック!

関連記事

怖い新年だが安値拾いの好機か、急ぎ過ぎないこと

前回号発行時(12月11日)の日経225は19230円だったが、1月8日はほぼ17,700円、シカゴ

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

インバウンド復活を軸に4万5000円に向かって走り出した日本株。明年の米国大統領選挙の予想

インバウンド復活を軸に4万5000円に向かって走り出した日本株。明年の米国大統領選挙の予想

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

「ツキジデスの罠」とドルの地位。米国中間選挙がもたらしたトランプ復活の可能性減。そして株価の行方。 (第1147回)

「ツキジスのワナ」とは、アテネの覇権をスパルタが追い上げた時、必ず戦争になるというギリシャの哲人の

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

【初・中級者向き】映画「麗しのサブリナ」と意外や意外の6,7月高

(第966回) 2019・6・9 今年はオードリー・ヘプバーンの生誕90年とかで、BSやCSでの

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

【初・中級者向き】映画「北の桜守」と米関税引き上げと米朝首脳会談と日本

  2018・3・18 吉永小百合120本目の作品でしかも「北の三部作の最後」

記事を読む

PAGE TOP ↑