「 上級 」 一覧

日米の預金保険制度はこんなに違う

米国で取り付け騒ぎが起こるのは当然、日本ではありえない 銀行から信用を差し引くと何も残らない。言葉遊びみたいだが、真実である。銀行の仕事は預金の確実な保管と付利、および集めた預金の健全な運用ということに尽きる。そもそも人は信用できない銀行にお金を預けない。銀行がきちんと機能してくれないと往生しまっせ。大富豪(あなた)の財産が現金のままで、自分で管理しないといけないと想像してくれ。ただ邪魔で、

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米国の景気と企業業績が悪化するとみる理由

止まらないインフレ、急速に落ち込むマネーサプライ 米国株価は予想外に堅調を維持しているが、子細に見ると、ネット系大銀行を中心に倒産懸念が増大し、預金者らの逃避資金が、自分たちの資産形成に大いに貢献してくれたGAFAMや暗号資産に移っている様子が窺われる。つまり景気に対する見通しとはほとんど無関係に、「これまで成功してきたから今後も安全そうに思える」ところに、ほとんど何も考えずに動いているよう

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映画「MEMOMRY メモリー」と日経平均3万円達成で考えなくてはならない戦略と注目銘柄(第1173回)

映画「MEMOMRY メモリー」と日経平均3万円達成で考えなくてはならない戦略と注目銘柄2023・5・21 (第1173回) リーアム・リーソンが「96時間」シリーズ以降定着した、無敵オヤジ路線。70歳ともなるとやはり動きがどことなく鈍い。 ストーリーも、ジョン・ウィックものの二番煎じでよほどのファンでない限り、おすすめできない。何しろ殺しの対象が少女なので断ったら、世界中の

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1-3月期は決算良好、植田日銀は失敗を恐れるな

東電を除く発表済み61銘柄で3割増益 3月までに決算を迎えた225銘柄のうち62社、時価総額492兆円のうち35%が発表を終えた。電機、小売、運輸、電力ガスなどが中心。東電が5千億円ほど補助金で上振れしているのでこれを除いた61社の純利益は2兆2867億円・30.6%増。今のところ四半期で過去最高だった7-9月期と同程度のペースで走っている。東電込みでは2兆8140億円・61.1%増。

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再びドル円が走り出す、次の中期目標は180円

新しい理論価格は現在の相場とほぼ一致、財政悪化で円安へ 「現在のドル円相場は理論価格よりも大幅に円安方向に振れており、投機要因が剥落すればかなりの値幅で円高方向に動く可能性がある」という見方が存在していることを、多くの人は承知していると思う。その最大の根拠は、日米の物価上昇率の差異を理論価格とした、購買力平価という考え方である。物価上昇率の高い国の方が、貨幣の実質価値(購買力)がより早く低下

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映画「銀河鉄道の父」と米国の銀行破綻危機と国債のデフォルト。そして日本株の大台挑戦(第1172回)

映画「銀河鉄道の父」と米国の銀行破綻危機と国債のデフォルト。そして日本株の大台挑戦2023・5・14 (第1172回) 「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」という有名な詩を知らない人はいないだろう。作者宮沢賢治の父が、手帳から発見したエピソードは私は知らなかった。 この映画のヤマ場は、賢治の死の床で、父がこの詩を全部そらんじて、病人を励ますところ。役所広司さんの名演技で、大いに泣か

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映画「TAR/ター」と米国債務の引き起こす巨大なリスク。

映画「TAR/ター」と米国債務の引き起こす巨大なリスク。インフレ対抗策としての金への投資。そして日本株の保合上っぱなれ。2023・5・7 (第1171回) 女性のベルリンフィルの指揮者ターの栄枯盛衰を描いた佳作。アカデミー賞レースで6部門の候補になった。 没落しかけたター(ケイト・ブランシェット)が、後任の指揮者を殴り倒すシーンが、最も印象に残る。それでも、歴史を覆すことはで

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