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映画「生きる LIVING」とトランプ再選の可能 性。米企業収益悪化が抱く日米「ドカ」。 (第1167回)

映画「生きる LIVING」とトランプ再選の可能性。米企業収益悪化が抱く日米「ドカ」。 2023・4・9 (第1167回) あの黒澤明の名作をノーベル賞作家のカズオ・イシグロがリメイクした。こう聞くと「さぞかし感動するだろう」と誰しも思う。 しかし、現実は___。まつたく盛り上がりのない作品で、 私は少しも感動しなかった。 ストーリーはご存知の通り。役所の市民課に

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EUのエンジン車規制変更、トヨタに最大の恩恵

ドイツ、イタリアなど自動車生産国が抵抗 2035年以降、エンジンで走る車の販売を禁止すると宣言していたEU欧州連合は、25日に一転、CO2負荷がない燃料(e-Fuel)ならエンジン車もOKと変更した。やっぱりな、と思った。そういう行動様式の人たちだからだ。最初は理想論としてベストの原理原則を掲げて、皆さんこれを目指して努力して下さい、と高らかに大号令を掛ける。しかし現実は、メンバー内の不満や

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切り直し、米国が不安だが日本の株式需給はよさそう

投機筋の元気の良さがかえって下落余地を拡大しそう 9日以降のSVBショック以来の動きを見ていて妙なことに気が付いた。銀行の経営不安は、経験則に従えば、全般的な貸し渋りにつながるため、金融市場全体がリスクオフになるのだが、まるっきり別の反応を示す投資家層が存在するようなのである。銀行に預金するのが嫌なら、普通は金とか国債にお金がシフトするのが常識なのだが、新人類というべきネット時代の富裕層はG

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禅語「白馬蘆花に入る」とリーマン危機と今回の比較。そして8月下旬の「ドカ」(第1166回)

言葉で云い現せない禅の体験を、苦心して云い現わそうとする言句のことを「禅語」という。 表題に使った「白馬蘆花に入る」は「蘆」(アシ又はヨシ)で、白い小さな花を咲かせる。そこに白い馬が入ると見分けがつかない。そのココロは、1つの道に黙々と徹する姿は実に美しい、というもの。 しかし私は、2008年のリーマン・ショックと今回の金融危機は、同じ「色」であり、これから起きる危機もまた同

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映画「エブエブ」とジョージ・ソロスの「ウクライナ2」そして中国の大苦境。「3月のドカ後の作戦」(第1165回)

今年度のアカデミー賞に「エブエブ」が作品賞、監督賞、主演女優賞など7冠の圧勝。「エブエブ」とは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の略。 私は自分の頭がオカシイのではないかと思って、実は、2回観た。映画好きの友に「実は全くわからなかった」と云ったら、「皆が、あんな凡作がどうしてアカデミー賞レースで圧勝したのか?と聞かれて困っている。」と。 それもそうだろう。

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今起きている金融不安はSNS時代の産物

中央銀行の監督対象外のところで突然取り付け騒ぎが発生 SVB破綻から急拡大した金融(正確には銀行)不安は、米国の中小銀行や欧州に飛び火して、大幅赤字が続いているクレディスイスの株価が急落、業務にあまり関係がないはずの日本の銀行や社名にバンクと付いたソフトバンクグループまでが急落する羽目になった。 相場の経験則として銀行株が急落する場合は、何か銀行貸し出しに悪影響がある事件が起きているの

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3月9日はやっぱり変化日だったか

リーマンショック後安値、コロナショックでの債券最高値のアニバーサリー コロナ禍が始まって以来、TOPIXはほぼ3か月毎に安値を付けるパターンが続いている。昨年3月9日、6月20日、10月4日、今年1月4日と来ているから次の安値は4月上旬が要注意となる。一方で、3月9日はアニバーサリー(記念日)と呼ばれる変化日であった。過去に歴史に残るような重要な安値・高値または大きな値幅を付けた場合、後に同

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