「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】当面の株価シナリオを考えてみた

おかしなシナリオで相場を振りまわす連中が跳梁跋扈している 今後の各種イベントと過去の株価や為替の変動パターンから、筆者が思い描く今後4-5か月間の株式市場のイメージを書いてみようと思う。自分が納得できたこと以外、世間のコンセンサスは無視する。過去の経験では、へそ曲がりな筆者の意見が大方の見方と一致した時は大きく外れることが多かった。これは危険シグナルであり、ともに強気だったら読者はもう株を買うの

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【上級者向き】月末頃から波乱を見込む、買いは割安銘柄に限定すべし

米朝会談に向け楽観ムード、しかし米中貿易協議は決裂が濃厚 大局的に見ると、現在はリーマンショック後の世界的超金融緩和による大きな設備投資サイクルがピークアウトしつつある段階と見られる。超金融緩和期には毎回ブームによる過剰投資が起こり、それが崩壊して過剰債務の焦げ付きと収益の悪化、深刻な景気後退が起きる。しかし、現時点で主要先進国ではそのような過剰投資の兆候は確認できない(特に日本では)。過剰とい

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【上級者向き】日米の自社株買いスタンスに差があるのは

バリュエーションが割安なのに手が出ない理由は 正直なところ、我々はお馬鹿さんである。よほど気を付けていてもやっぱり馬鹿なことをやらかしている。日常生活で「しまった」と思ったことがない人はまずいない。それはまだましな方で、自分がしくじっていることに気が付いていない本物の馬鹿も少なくない。これは行動経済学(理論経済学の対立的概念で、頭の中で理想化された人間行動から予想される結果と、実際の結果の差異に

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【上級者向き】決算発表、余裕綽々のトヨタ、よくわからんソフトバンクグループ

数字を作りに行った公算強いSBG、額面通りに評価できず 6日の決算発表は注目度でトップを争うトヨタ自動車とソフトバンクグループ(今後表示は新規公開9434の方をソフトバンク、親会社の方はSBGで統一したい)が重なった。筆者の感想はどちらもびっくり。トヨタの決算は実は非常に良かったのだが、無理やり赤字を作って減益にした。やりくりして微増益を取り繕うという小手先の技でなく、当社はこんなに余裕があるぞ

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2019年2月号>

最近の話題 年末・年始の株式市場は乱高下し、新年の祝賀ムードに冷水を浴びせた。経済だけでなく、政治情勢にも不安を感じている人が多くなっているのではないかと思われる。 この動きが、今後、不動産市場にも影響を与えることが懸念される。 既に、ニューヨークでは、政治の先行き不透明さや金利の上昇、金融市場の動揺を察知し、買い手が減少している。知人の話によると、昨年は、マンションの販売戸 数が2009

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【中・上級者向き】ヘッジファンドの存在意義は消えるのか。 岡部 陽二

ヘッジファンドは、富裕層から預託された巨額の資金を運用する私募形式の金融資産運用ファンドの総称である。それまでのファンドが単に「買うだけ」が主であったのに対して、先物取引での売買やデリバティブでのヘッジを大胆におこなうことで、上げ相場であろうと下げ相場であろうと「常に儲ける」あるいは「絶対損しない」ことを追求しようという目的意識の上に成り立っている。 タックスヘイブンを背景に富裕層に取り入り、高

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【上級者向き】クライマックスを迎えつつある朝鮮半島情勢

月末に米朝会談と米中貿易交渉の期限、月明けは3・1独立運動100周年 朝鮮戦争はまだ終わっていない。日曜夜のNHKの特集番組を見た人は判ると思うが、朝鮮戦争とは社会主義政権による半島統一を目論む青年指導者金日成の政治的賭博だった。48年の建国以後、彼は何度もスターリンに対し軍事支援を要望したが、ソ連自身も打撃は大きく極東の革命勢力支援の余裕は乏しく、しばらく自分の力で頑張れと繰り返した。

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