「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】当面戻り歩調も、米中関係悪化は必至、深追い禁物

中期サイクルは底入れ、だが米国の対中攻撃姿勢は一段と強まるだろう 昨年末の株価急落は「米中貿易摩擦が悪化して世界経済が不況に陥り、FRBは利上げを停止するばかりかいずれ利下げに踏み切る」というシナリオを振りかざした、グローバルマクロ型のヘッジファンドによる債券買い・株式売り・ドル売りの大攻勢が主因であり、そこに超高速取引の参加者が乗ってきたために、12月相場としては米国では大恐慌以来の下落率とい

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【上級者向き】次期大統領選、民主党ベト・オルークは真のホープ

トランプとの対立軸が極めて鮮明、出身地も名前もよい 次の米国大統領選挙は来年の11月でまだ先のことで、来年7月の民主・共和の党員集会までは各党の候補者が最終候補の座を激しく争うキャンペーンが実施される。しかし大勢を決するのは各州の予備選で、民主党は最大州(選挙人55)のカリフォルニアを6月から3月に繰り上げて候補を絞り、反トランプの選挙態勢を早めに準備していく方針。党の代表を目指すという意味では

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2019年1月号>

最近の話題 日本社会の構造的な問題として、人口減少、大都市への人口集中、高齢化社会の進行などが指摘されてきた。 住宅や不動産市場でも、この社会変化を反映する動きが目立ってきた。 最近発表された地価の動きを見ても、大都市と地方圏では格差が拡大している。 また、市場での売買の当事者を見ると、高齢者の比率は年々高まっており、相続に絡んだ取引件数も増加傾向が続いていて、市場では高齢者が主役になって

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【上級者向き】しばらく戻り相場続く、次の注目点は米企業業績

過剰な長期金利低下に歯止め、FRBの利上げシナリオは維持 12月25日の急落は明らかに経済実体と乖離したものであり、テクニカル的にも重要なサポートに届いていたので前回のレポートでは買いを勧めた。しかし米国における景気悪化観測は強まり3日には米10年債利回りは2.55%まで低下し、最大銘柄のアップルに業績不安が台頭したため株価は再び安値を試しに行った。しかし翌4日の米雇用統計では非農業雇用者数が前

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【中・上級者向き】キャッシュレス社会への見えない道筋 岡部 陽二

買い物や飲食の支払いに現金を使わないキャッシュレス化は世界的に急速に進んでいる。これに対し、日本では有効な手立てを打ち出し得ず、一向に進展しない。 気が付きにくいことではあるが、じつは現金決済の維持には政府や民間企業に非常に大きな負担がかかっている。現金通貨の発行、保管から警備などにかかるコストは年間8~10兆円に上がるものと試算されている。 まず貨幣製造コストだが、1円玉(アルミ貨)1枚が1

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【上級者向き】弱気相場入りする世界

2018/12/27 | 有料記事

株価指数や個別企業の株価が高値から20%以上下落すると、「弱気相場入りした」と定義される。日経平均株価も2018年12月25日に10月2日に付けた年初来高値から21.1%下落し、2016年1月以来約3年ぶりに弱気相場入りした。となると、問題はいつどの辺で底入れするかだ。短期的には警戒感が強くても、向こう一両年中に長期的な買い場が来るかもしれない。 戌(いぬ)年に当たる2018年は、「戌笑う」

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【上級者向き】リスクは大幅に低下、買い出動すべき

ここから下がる可能性のことをリスクという。ならリスクは小さい 名著「ウォール街のランダムウォーカー」の著者で現在の市場連動型インデックス投信大隆盛の旗振り役だったバートン・マルキール氏が書評でこう語っている。「著者のマークス氏は、投資における最大のリスクの原因は、投資家がそこにリスクがないと思い込むことだと語っている。価格が下がると投資家はパニックに陥り、リスク回避が不十分だった状態から過剰回避

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