「 有料記事 」 一覧
【上級者向き】想定通りの波乱局面、落ち着いて安値拾いを
2018/10/11 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
値動きの中心は投機筋の動き、株価は割安なので惑わされないように 筆者は従来から米国長期金利は一部投資家の誘導により経済実体以上に低い水準に抑えられ、その副作用としてドル安・米株高が演出されているとしてきた。年間で70兆円規模に上る米国企業の自社株買いも低金利の追い風があればこそだった。 しかし大型減税に加え長期間の景気拡大により労働需給が一段とひっ迫し、海外からの移民にも否定的なトランプ政
【中・上級者向き】金価格は反転上昇するか? 岡部 陽二
金価格は反転上昇するか? 金の年間平均価格は、2012年に1トロイオンス=1,668ドル※の高値をつけていったん下落した後は3年ほど横ばいで推移し、ここ2年ほどは緩やかな上昇基調にあった。ところが本年に入ると4月11日の1,369ドルから4ヶ月で約4%も急落した。さらに8月16日には1,184ドルと2年来の最安値をつけ、以来1,200ドルをはさんで揉み合っている。(図1) 貴金属取扱い業者の多
【上級者向き】バフェット指標は未到の領域
米中貿易摩擦の激化や米長期金利の上昇をよそに米国株が過去最高値まで買われ、東京株式市場でも日経平均株価の年初来高値更新が近づいている。内外の企業業績の好調が株高を支えているという。しかし、相場の過熱ぶりを測る米国の「バフェット指標」は149%と未到の領域に入っている。2008年のリーマン・ショックから10年、常にリスクはチャンスと隣り合わせにある。 バフェット指標は株式市場の時価総額を名目