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【上級者向き】外国人は今週も大量売り、だが買い向かいに分あり

経済指標がよいのに米債券が買われドルが売られる 3月30日以来の5営業日でTOPIXは2.42%の下落。おそらくこの間に外国人は1兆円以上売り越している。日本側の悪材料は、米中首脳会談を前に北朝鮮がミサイルをぶっ放すかも、という程度しか思い当たらない。ひょっとしたら森本学園問題が安倍首相退陣の引き金になるかもと考えている外国人がいるのかもしれないが、それは無理筋だろう。 米国ではトランプ政

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 高齢者の定義見直しは抜本的改革の好機

日本老年医学会は本年1月5日に「高齢者の定義と区分」について画期的な提言を発表した。 「後期高齢者」といった区分は廃して、次のような新たな区分とした。 65~74歳 : 「准高齢者」 75~89歳 : 「高齢者」 90歳以上 : 「超高齢者」 このそれぞれの区分にマッチした医療・介護サービスを提供し、ことに准高齢者には就労やボランティア活動に参加できる枠組みを創設すべきとして

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【上級者向き】今がスイートスポットである予感

もし円安になるなら経常利益率過去最高も 年度末の株式市場は本当にひどかった。年度明けの今日の市場も、結局上昇したとはいえ金融株商社株などバリュー系銘柄が冴えず、相変わらず外国人が売り続けているようだ。ただし外国人保有の少ない第二部や新興市場はその影響を受けず、特に二部はシャープが8月に一部から陥落してきた時が100円前後、今では495円と約5倍、時価総額は2兆5千億円となっているおかげもあって、

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【初~上級者向き】 個別開示で投資リターンは向上するか

2017/04/03 | 有料記事

スチュワードシップ・コード(機関投資家の行動指針)を議論してきた金融庁の有識者検討会(座長=神作裕之・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は3月22日、同コードの改定案をまとめた。①議決権行使結果の個別開示②パッシブ運用の投資家の役割強化③機関投資家のガバナンス体制の整備――などが柱だ。投資リターンの向上につながるだろうか。 現在、機関投資家の多くは株主総会での議決権行使結果を、議案の主な種

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【上級者向き】ドカドカ売っている外国人

年初から5%円高に外国人売り3兆円、それでも下がらなかったのは健闘の部類 木曜日は前週の投資主体別売買動向の発表日。通常は証券会社からの報告を集計する東証発表分を用いるが、外国人について市場外やオフショアのものを含めより厳密に見たいときは8時50分に発表される財務省のものが優れている。ただ、東証分では自己に分類される外資系証券の売買も込みになっているから、その分の配慮は必要だ。しかし年間を通した

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2017年4月号>

最近の話題 先日、今年の公示地価が国土交通省から発表された。住宅地の全国平均が、9年ぶりに上昇に転じ、商業地についても、2年連続で上昇した。 しかし、地域や個別の地点間の格差が一段と鮮明になっている。3大都市圏や札幌・仙台・広島・福岡など、地方中枢都市の上昇が目立ったが、その他の地方圏では下落傾向が続いている。 個別地点では、駅に近く、通勤や買い物に便利な徒歩圏内は上昇したが、駅から離れた不

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【上級者向き】築地市場存続はありえない

老朽化進んで衛生、安全面は最悪、都は風評被害を恐れ事実を隠していた 2003年以来筆者は築地市場の近所に住んでいる。04年から6年間は隅田川対岸の高層賃貸マンション、その後は銀座寄り晴海通り沿いの大型オフィスビル上層の住居部に7年住んでいる。近所で買い物や外食をすれば自然に付近の商店主や市場出入りの板前や寿司職人と親しくなるし、交通渋滞も目の当たりにしている。利害対立も含め、地元のことだから移転

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