「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】恐怖の大王ついに登場、中国バブル崩壊カウントダウン

中国政府が理財商品破綻に不支援方針表明 本日は11月最終金曜日だが、米国では小売業が一年で最大の売り上げとなるブラックフライデー。米国株式市場の方もこの日に下落するケースは非常に珍しいとされる。本日の東京市場は朝方こそ円高進行と前日の上海株の急落から、自動化投資関連の一角などから安く始まったものの、半導体関連主導で戻り歩調となりプラス圏に引き戻した。しかし上海株は本日も不安定な動きを続けており、

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【上級者向き】急がば回れ、バリュー系大型株を拾うのが得策

総合商社や大手都銀の割安感が突出 半導体関連は確かに華々しい好業績であり、自動化投資関連は内外の人手不足という大きな流れに乗っているのは事実だ。しかし半導体は前回書いたように3D化とサーバー需要の拡大という成長加速要因が重なっただけであり、2年後は大きな反動が訪れる公算が強い。同じことは自動化関連にも言え、中国など競合する各社が一斉に投資を増やしているわけで、それが一巡した後の世界が恐ろしい。

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【初・中級者向き】映画「絶壁の彼方」とトランプ大統領の危機と日・米株

  2017・11・19 1950年の英国の映画で、一流の映画通の中でメチャ評価が高い作品だ。和田誠さんと三谷幸喜さん共著の「それはまた別の話」の対談で12本取り上げ、その中にこれが入っている。 小林信彦さんの「2001年映画の旅」で「20世紀の洋画100」に入っている。小林さんのコメントは「旧共産圏の国に連れ込まれた医師がいかにして逃れるか。ハラハラドキドキの連続で、

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【上級者向き】目先は調整完了も、物色対象は変わりそう

上げ幅の38.2%押しをほぼ完了、まだ投機筋が活発に動かす 先週、目先天井打ちと書いたが、早くも今朝の段階で調整は一巡し、再び中期サイクルの第二のピークを試しに行く展開になったと見ている。本日のところは9日の天井を付けたパターンと同様に日経225先物主導の急反発だったが、225寄与度の高い値がさ銘柄の日足を見た印象ではいずれも9日で天井を付けた感が強く、今後も同じパターンで高値更新を狙うのは難し

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【上級者向き】社運は賭けるもんじゃない

日本企業はリスクの捉え方が間違っている 今週の日経ビジネスの特集は「失敗の法則」であった。誰しも失敗など年齢相応に積み重ねてきているので今さらという気持ちもあるだろうが、先般不倫報道で記者会見した時に斉藤由貴が何度も不倫で失敗しているのに懲りない自分を自嘲した言葉「学習しない人間なんですね」が、実は当たっているのだ。 人類は200万年の歴史があるとされるが、大きな集団で暮らすようになったの

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【初・中級者向き】映画「ゲット・アウト」とサウジ内紛とオイルマネーの売り

  2017・11・12 製作費450万ドルで営業収入約2億ドルものヒット。ホラーというジャンルに人種問題を持ち込んだ、まことにユニークな映画だ。監督は差別ネタを得意とするコメディアンのデビュー作。実に面白い。拾い物の一本だ。 NYで写真家として活躍している黒人男性クリスは、白人の恋人ローズの実家に招待される。過剰なまでの歓待と差別主義者でないはずの家に、黒人の使用人が

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【上級者向き】目先天井打ちか、いったん調整後出直りへ

投機筋が225先物を集中的に買う、しばらくはポジション整理の下げか 日経225は9月6日の安値から11月9日高値まで4128円・21.4%の急騰を演じた。この間ドル円相場は5.5円の上げにとどまっており、ドル円1円当たり225の変動幅は750円となっている。これはアベノミクス相場開始以来おおむね安定していたドル円1円当たり250円という関係のちょうど3倍である。同期間のTOPIX上昇率は16.8

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