「 マーケットEye 」 一覧

【初・中級者向き】「危険な関係」と安倍おろしクーデターの敗北

2017・10・22 玉木宏と鈴木京香の主演で渋谷のシアターコクーンで上演中。ド・ラクロの小説を私は映画でしか知らなかったのだが、劇も面白い。外国人の演出なので一寸ズレているところもあったが。 ウィキペディアで調べたら映画だけで8本もあった。一番憶えているのが1988年のジョン・マルコビッチ、グレン・クローズそれにみずみずしかったユマ・サーマンのハリウッドもの。それにペ・ヨンジュンの韓

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【上級者向き】13連騰したが値がさ株以外は過熱感なし

海外と為替要因に引っ張られたもの、大商い急騰銘柄がない 日経225は本日で13連騰で年末目標だった21500円は本日到達してしまった。これは29年8か月ぶりで歴史的事象ではあるのだが、この間の上昇率は5.36%、1日平均の上げ幅が84円に過ぎず、一方でこの間のTOPIXは3.30%高に留まっており、225が419円分(ほぼ5日分)突っ走っていることになる。日経JASDAQに至ってはわずか0.80

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【上級者向き】予想以上の株価回復、さらなる上値見込めるが不安要因も

買い需要は大部分がヘッジファンドの225先物買戻し? 日経225は年末には21500円程度と予想していたが、早くも本日高値21347円まで到達してしまった。もっとも、筆者が想定していたNT倍率は11.95倍、すなわちTOPIX1800付近であったが、本日高値でも1724まで。株価の直近安値は9月8日でこの日のNT倍率は12.096倍、筆者はさらに低下すると予想したが、逆に本日は12.364倍で、

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【初・中級者向き】歌劇「ドン・ジョバンニ」と選挙と日経平均3万円の時期

2017・10・15 モーツアルトはこの歌劇の序曲でいきなり「最後の審判」を思わせる和音から始めた。続いて快活なメロディは主人公の女たらしならではのフットワークの良さを表す。この序曲をたった一晩で作曲したとか。天才らしいエピソードだ。   まず今晩の夜這いは相手の抵抗に会い、ドン・ジョバンニは逃げかけるが、襲われたドンナ・アンナの父親の騎士長がこの不届き者を成敗しようと

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【上級者向き】電気自動車の勢力図が一変しそう、リチウム電池に激震

全固体型のリチウム電池が実用化、既存勢力を一掃しよう 2週間ほど前、高級掃除機でおなじみの英ダイソンが電気自動車(EV)に本格参入すると表明した。バッテリーと車体の開発に400人の開発要員と各10億ポンド(合計で3千億円弱)を投入、3年後の市場投入を目指すという。EVの将来性には何ら疑いがないが、既存大手やテスラ、中国系やIT系の新規参入も活発で、先行投資を回収できない恐れが強まっているだけに、

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【上級者向き】当面上値追いの公算も、一時的下落に注意

中期サイクルが上昇局面、年明けまで基調は強そう 前回の執筆は9月11日。その後衆議院の解散が濃厚となり、ドル円相場も上昇に転じたこともあって、株式市場は本日10月11日までほぼ一本調子の上げ相場となっている。4月17日に始まった株価の中期サイクル(通常4か月前後)の底は9月6日となり、現在は新サイクル冒頭の最も強い上昇が起こりやすい時期にあるためだ。 通常のサイクルの長さなら次の安値は1月

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【上級者向き】またやっちまったか小池さん、政策期待値はほぼ消滅

企業の内部留保を消費税先送り財源にと口走る 現在日本で一番注目を集めている小池百合子希望の党代表が、6日の記者会見で景気刺激と財政対策を兼ねたプランとして「企業の内部留保に対して税金を掛けることにすれば、消費税率引き上げに伴う税収の穴埋めになるうえ、それを回避しようとして企業が設備投資や賃上げを急ぐようインセンティブを与えれば景気刺激策にもなって、デフレ脱却に有効だ」という考えを明らかにした。

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