「 マーケットEye 」 一覧

映画「妻への家路」とEメールゲートとヒラリー・クリントンの運命
今井澂・国際エコノミスト

今週は「博士と彼女のセオリー」も観た。しかし主演のホーキング博士のソックリさんぶりが良かったが出来はイマイチ。そこで原題COMING HOMEのこの作品に。 かつての名作「かくも長き不在」のアリダ・ヴァリとジョルジュ・ウイルソンの演じた夫婦を逆にしたような設定だが、さすがにチャン・イーモウ監督。スピルバーグがカンヌ映画祭で「涙が止まらなかった」と絶賛したにふさわしい傑作と思う。「HERO」「

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木村喜由のマーケットインサイト
先行き上昇も、目先は天井を付けそうな動き。吹き値売り優先で

日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 <2015年3月号> 日経225は12日に一時19,000円台に乗せた。翌日のSQに向けた思惑的な動きが中心だが、10日火曜夕場に再び米国株が値下がりして18,500円を付ける場面があり、19,000円到達はしばらくお預けとの見方が強まったが、実はそれは誘いに過ぎず、その後の急反発の伏線だったという見方が妥当であろう。 日欧株にヘッジファンドが大量の

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投資の羅針盤
国民皆保険の徹底を
企業にも医療保険の提供を義務付けるべき

日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 今回は医療保険(健康保険)制度の問題点をテーマとして採りあげたい。 共助と公助を旨とする社会保険では負担公平の原則を徹底することが肝要であるが、この原則が大きく崩れてきている。全国民に保険加入を義務化するとともに、企業にも保険の提供を義務付けなければ社会的公平は維持できない。 従業員への保険費用を削るなど社会的責任を果たさない企業は、短期的には利益を

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日本人が知らない中国投資の見極め方【8】
全人代のGDPより注目されたネット動画
中国版「不都合な真実」の衝撃

アナリスト 周 愛蓮 年に一度しか開かない中国の「全人代」(全国人民代表大会、日本の国会相当)は、3月5日より15日までの日程で開かれている。経済成長目標や予算などを決める最も重要な会合なので、内外の関心度が高い。日本経済新聞を筆頭に、日本のマスコミにもほぼ毎日のように関連記事が掲載されている。特に中国政府が2015年のGDP成長率目標を7.0%前後に下げたことは、日本で大きく報道された。

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映画「シェフ」とNY暴落でも東京は大丈夫、のワケ。近づく“ベンガジゲート”
今井澂・国際エコノミスト

(ジャイコミ編集部より)今回から、国際エコノミスト・今井澂氏の公式ウェブサイトのコラム「まだまだ続くお愉しみ」をジャイコミに転載させていただけることになりました。長年の経験と幅広い情報源に基づいたマーケット観測を、選りすぐりの最新映画に絡めた人気ブログです。初回からアメリカを揺るがすホットなトピック、毎週月曜をお愉しみにどうぞ! *  *  * 今週は「6歳のボクが大人になるまで」と「

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アベノミクスのカギを握るのはリスクマネーの“目利き”
投資家も銀行もリスクをとらなければ将来収益は見込めない
五味廣文・元金融庁長官【下】

ジャイコミ編集部 2月25日に開かれた日本個人投資家協会の創立20周年記念セミナーの模様を、メインゲストである五味廣文氏の講演からお届けしています。元金融庁長官で不良債権問題に携わり、現在は西村あさひ法律事務所顧問を務める五味氏。上編「日本とギリシャ、同じ?違う? アベノミクスは日本国の“事業再生計画”」に続く後半では、リスクマネーの重要性、そして金融行政の変化にお話が展開しました。 構造変

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日本とギリシャ、同じ?違う?
アベノミクスは日本国の事業再生計画
五味廣文・元金融庁長官【上】

ジャイコミ編集部 2月25日、日本個人投資家協会の創立20周年記念セミナーが開催されました。 落語あり、丁々発止のやりとりあり、と盛況の様子を数回にわけてお伝えします。 まずはメインゲストである五味廣文氏の講演からどうぞ。元金融庁長官で不良債権問題に携わり、現在は西村あさひ法律事務所顧問を務める五味氏。現在、日本経済が置かれた状況、そしてアベノミクスをどう読み解くのか――。「アベノミ

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