「 マーケットEye 」 一覧

日本人が知らない中国投資の見極め方【8】
全人代のGDPより注目されたネット動画
中国版「不都合な真実」の衝撃

アナリスト 周 愛蓮 年に一度しか開かない中国の「全人代」(全国人民代表大会、日本の国会相当)は、3月5日より15日までの日程で開かれている。経済成長目標や予算などを決める最も重要な会合なので、内外の関心度が高い。日本経済新聞を筆頭に、日本のマスコミにもほぼ毎日のように関連記事が掲載されている。特に中国政府が2015年のGDP成長率目標を7.0%前後に下げたことは、日本で大きく報道された。

続きを見る

映画「シェフ」とNY暴落でも東京は大丈夫、のワケ。近づく“ベンガジゲート”
今井澂・国際エコノミスト

(ジャイコミ編集部より)今回から、国際エコノミスト・今井澂氏の公式ウェブサイトのコラム「まだまだ続くお愉しみ」をジャイコミに転載させていただけることになりました。長年の経験と幅広い情報源に基づいたマーケット観測を、選りすぐりの最新映画に絡めた人気ブログです。初回からアメリカを揺るがすホットなトピック、毎週月曜をお愉しみにどうぞ! *  *  * 今週は「6歳のボクが大人になるまで」と「

続きを見る

アベノミクスのカギを握るのはリスクマネーの“目利き”
投資家も銀行もリスクをとらなければ将来収益は見込めない
五味廣文・元金融庁長官【下】

ジャイコミ編集部 2月25日に開かれた日本個人投資家協会の創立20周年記念セミナーの模様を、メインゲストである五味廣文氏の講演からお届けしています。元金融庁長官で不良債権問題に携わり、現在は西村あさひ法律事務所顧問を務める五味氏。上編「日本とギリシャ、同じ?違う? アベノミクスは日本国の“事業再生計画”」に続く後半では、リスクマネーの重要性、そして金融行政の変化にお話が展開しました。 構造変

続きを見る

日本とギリシャ、同じ?違う?
アベノミクスは日本国の事業再生計画
五味廣文・元金融庁長官【上】

ジャイコミ編集部 2月25日、日本個人投資家協会の創立20周年記念セミナーが開催されました。 落語あり、丁々発止のやりとりあり、と盛況の様子を数回にわけてお伝えします。 まずはメインゲストである五味廣文氏の講演からどうぞ。元金融庁長官で不良債権問題に携わり、現在は西村あさひ法律事務所顧問を務める五味氏。現在、日本経済が置かれた状況、そしてアベノミクスをどう読み解くのか――。「アベノミ

続きを見る

木村喜由のマーケット通信
GPIF材料に先物主導で値上がりも、目標達成し買い越しが鈍る公算大

 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 昨日(2月25日)は日本個人投資家協会の20周年記念大会。ゲストスピーカーとして元金融庁長官の五味廣文氏をお呼びしたのだが、せっかくの機会だからということで、筆者は木村亭きよしという変名で前座の余興「寿司処・錦涌兆(きんゆうちょう)」というインチキ落語をご披露した。 10年前の制度改正により、個人投資家保護という理由でリスク管理が非常にうるさくなった

続きを見る

損する前にこれを読め!
実録 投資セミナーに行ってみた!!
~クラウドファンディング編②~
“銀行に近い感覚”で預けてはいけない

ジャイコミ編集部 投資セミナーに行けば、販売会社がどんな投資商品を売りたがっているのか、どのような口説き文句を使っているのかがわかる――。 年8~10%の金利で企業などに貸し出す一方で、出資者(投資家)への分配金利回りが年率5~6%になるというクラウドファンディング。投資セミナーもいよいよ終盤。前編のイケメン風講師に再び登場してもらおう。 「意外とえぐい」マイクロファイナンス

続きを見る

木村喜由のマーケット通信
日経225高値更新も割高銘柄多
見かけは裁定残減少でもポジション増加

 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 ドル円も企業収益も上向きならば企業価値も上向きであり、株価が上がるのは当然のことだから、日経225が2007年7月の終値ベース高値18,262円を更新するのは時間の問題だった。一応、2000年5月以来の高値ということになるが、これは例の225銘柄一括30銘柄入れ替え(2000年4月24日)という、「指数の連続性を重視する」と謳っている日経225インデックス

続きを見る

PAGE TOP ↑