「 木村喜由 」 一覧
木村喜由のマーケットインサイト
下値不安は解消も割高感強し
低PER銘柄の下値拾いを
2014/12/16 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 <2014年12月号> 最近の最も顕著な動きは原油価格の急落である。NY・WTI原油は12日に57.81ドルで終了、半年前の高値107.26ドルから46.1%の大幅安である。明らかに生産者である中東やロシアなどの産油国には大打撃であるが、買い手にとっては値下がり分が利益となる。大幅な円安が起きている分を割り引く必要があるが、年間石油輸入量2億キロリット
木村喜由のマーケットインサイト
2014年11月号
2つのサプライズで割高感、利益確定を
2014/11/19 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 驚いたことが二つ立て続けに起こった。 一つは言うまでもなく黒田日銀による超大型の追加緩和策発表、もう一つは消費税率引き上げ見送りを手土産代わりに衆議院の解散総選挙を行おうという自民党首脳の思惑である。日銀の追加緩和は消費税率引き上げを前提としており、「増税による市場への悪影響は日銀が積極的に吸収してあげるから、自信を持って上げてください」という気持ちが
木村喜由のマーケットインサイト
2014年10月号
波乱の10月来たる、買い急ぎは厳禁
2014/10/14 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 ついに米国市場の弱気転換が始まったのかもしれない。現時点ではNYダウは9月の最高値から4.6%下げただけだが、主要指数で最も動きが強かったNADAQは7.3%の下落である。米国経済の回復によってFRBの金融政策転換の方向性は明らかだが、米10年債利回りは過去3年で最高だった1月の3.06%から年初来最低の2.285%に低下しており、米国以外の経済悪化が原因と
木村喜由の『マーケット通信』
日経225は先行き15000円割れも
10月いっぱいは買い急ぎ厳禁
*木村喜由のマーケット通信は今後、有料記事で掲載予定です。サンプルとして無料公開しています。 先週は多事多難な一週間だった。 米国では国内初のエボラ患者出現でミニパニック、欧州ではECB会合結果が期待外れで暴落、おしまいは米国雇用統計が市場予想を大きく上回りドルと株価が急伸。東京市場は、ドル円110円達成感からくる利益確定先行ムードの中でこれらのとばっちりを受ける格好で激しく動いた。