「 木村喜由 」 一覧
生成AIバブルはピークの様相
生成AIバブルはピークの様相 金融引締めを帳消しにした生成AIへの期待感 米国のファンドマネージャーは厳しい競争にさらされており、ライバルを出し抜くには時価総額が大きくて最近好成績の銘柄やセクターにオーバーウェイトすることが求められる。買えば上がる、上がるから買うのスパイラルが動き出す。そこに華々しい見出しが証券情報端末のヘッドラインに並ぶと、パブロフの犬の如く全員右へ倣えで突っ走る。
新NISAで予想以上の上昇に、半導体はバブル 国内勢ではなく米系投機筋が先物を買い上がる
新NISAによる日本株需給改善は予想されていたものの、新年6営業日で日経225が7.1%もの急騰を演じるとは思わなかった。急速なNT倍率上昇と先物の動きからこの上げは12日のSQに向け米系短期投機筋が盛大な買い仕掛けを行ったものと見られ、SQ価格は36026円と、現物のレンジを上回る「幻のSQ」となっていた。この現象はしばしば短期的急反動の前兆になるので要注意。 ちなみに225採用銘柄のPE
利下げ期待と生成AI期待のバブルが膨張
2023/12/16 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
利下げ期待と生成AI期待のバブルが膨張 米国で期待と現実の格差が一段と拡大中、反動を警戒 13日の米FOMCは予想通り変更なしだったが、市場が注目していた委員による今後のFFレート予想値であるドットチャートの24年末平均値は、前回9月の5%強から4.7%に低下した。概ね来年中に3回、各0.25%の利下げがあるという見方で、最近の経済指標の悪化に見合ったものといえる。 しかし市場が
米国景気はこれから悪化、米国株も要注意
2023/11/17 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
米国景気はこれから悪化、米国株も要注意 先行指標が軒並み悪化、現在の米株高は需給のアヤと見るべき 現在の米国市場を主導しているのは、マグニフィセント7(偉大な7社)と呼ばれるIT系巨大銘柄に大きなポジションを傾けるヘッジファンドおよびその追随者であり、その動きは当局への報告書でも確認されている。米国長期金利が下がるほどポジションを増やす仕組みになっているから、足元の10年債利回り低下(
世界の金融は総引締め模様、中国経済急降下へ
2023/08/15 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
世界の金融は総引締め模様、中国経済急降下へ 植田日銀は黒田超緩和からの軟着陸模索へ 前回、日銀が7月会合でYCCを修正、10年債変動上限を1.0%に上げるだろうと書いたが正解だった。植田総裁は今の資産規模が膨張しすぎだと考えている。前の政策では10年債が0.5%になると無制限に買い付ける義務が生じる。こんな事態はぜひとも回避したいので、トリガー水準を1.0%に引き上げたのだ。 し
FXは浮動する!【Youtube 木村喜由のFX解説】
2023年8月3日にジャイコミチャンネルにアップした動画の案内です。 https://www.youtube.com/watch?v=UtV7UY_3PLY
木村喜由の2023年金星逆行と株式相場の話
2023年7月24日にジャイコミチャンネルにアップした動画の案内です。 https://www.youtube.com/watch?v=NM4XcVwHDCs