「 木村喜由 」 一覧

新NISAで予想以上の上昇に、半導体はバブル 国内勢ではなく米系投機筋が先物を買い上がる

新NISAによる日本株需給改善は予想されていたものの、新年6営業日で日経225が7.1%もの急騰を演じるとは思わなかった。急速なNT倍率上昇と先物の動きからこの上げは12日のSQに向け米系短期投機筋が盛大な買い仕掛けを行ったものと見られ、SQ価格は36026円と、現物のレンジを上回る「幻のSQ」となっていた。この現象はしばしば短期的急反動の前兆になるので要注意。 ちなみに225採用銘柄のPE

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利下げ期待と生成AI期待のバブルが膨張

利下げ期待と生成AI期待のバブルが膨張 米国で期待と現実の格差が一段と拡大中、反動を警戒 13日の米FOMCは予想通り変更なしだったが、市場が注目していた委員による今後のFFレート予想値であるドットチャートの24年末平均値は、前回9月の5%強から4.7%に低下した。概ね来年中に3回、各0.25%の利下げがあるという見方で、最近の経済指標の悪化に見合ったものといえる。 しかし市場が

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米国景気はこれから悪化、米国株も要注意

米国景気はこれから悪化、米国株も要注意 先行指標が軒並み悪化、現在の米株高は需給のアヤと見るべき 現在の米国市場を主導しているのは、マグニフィセント7(偉大な7社)と呼ばれるIT系巨大銘柄に大きなポジションを傾けるヘッジファンドおよびその追随者であり、その動きは当局への報告書でも確認されている。米国長期金利が下がるほどポジションを増やす仕組みになっているから、足元の10年債利回り低下(

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世界の金融は総引締め模様、中国経済急降下へ

世界の金融は総引締め模様、中国経済急降下へ 植田日銀は黒田超緩和からの軟着陸模索へ 前回、日銀が7月会合でYCCを修正、10年債変動上限を1.0%に上げるだろうと書いたが正解だった。植田総裁は今の資産規模が膨張しすぎだと考えている。前の政策では10年債が0.5%になると無制限に買い付ける義務が生じる。こんな事態はぜひとも回避したいので、トリガー水準を1.0%に引き上げたのだ。 し

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FXは浮動する!【Youtube 木村喜由のFX解説】

2023年8月3日にジャイコミチャンネルにアップした動画の案内です。 https://www.youtube.com/watch?v=UtV7UY_3PLY

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木村喜由の2023年金星逆行と株式相場の話

2023年7月24日にジャイコミチャンネルにアップした動画の案内です。 https://www.youtube.com/watch?v=NM4XcVwHDCs

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金融不安と合成AIがバブルを膨らませている

木村喜由のマーケットインサイト2023年6月号を特別無料公開! 金融不安と合成AIがバブルを膨らませている 日本は順調だが米国経済は悪化に向かいつつある 先月、米国新興銀行の相次ぐ破綻により、大手IT企業など信用度の高い一握りの銘柄に預金からの逃避資金が集中するという、従来見られなかった現象が起こっていることを指摘した。その後画像処理などの分野に特化した半導体企業NVIDIAの

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