投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2017/03/30 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
年初から5%円高に外国人売り3兆円、それでも下がらなかったのは健闘の部類 木曜日は前週の投資主体別売買動向の発表日。通常は証券会社からの報告を集計する東証発表分を用いるが、外国人について市場外やオフショアのものを含めより厳密に見たいときは8時50分に発表される財務省のものが優れている。ただ、東証分では自己に分類される外資系証券の売買も込みになっているから、その分の配慮は必要だ。しかし年間を通した
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2017/03/27 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
老朽化進んで衛生、安全面は最悪、都は風評被害を恐れ事実を隠していた 2003年以来筆者は築地市場の近所に住んでいる。04年から6年間は隅田川対岸の高層賃貸マンション、その後は銀座寄り晴海通り沿いの大型オフィスビル上層の住居部に7年住んでいる。近所で買い物や外食をすれば自然に付近の商店主や市場出入りの板前や寿司職人と親しくなるし、交通渋滞も目の当たりにしている。利害対立も含め、地元のことだから移転
2017/03/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
財務省理財局の「暴走」の背後に政治家はいなかったか まずは昨日の籠池氏証人喚問の論評から。もちろん筆者はメディア報道以上の証拠を持っているわけではないから、客観情勢から極めて濃厚と考えられる事実関係を推測したに過ぎないが、それなりにポイントを突けるよう考えてみた。 肝心なポイントは3-4点に絞られると思う。安倍首相夫人は森友学園側に100万円寄付したのか。森友学園の小学校新設許可の後押しを
2017/03/22 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
過剰なトランプ改革への期待が剥落しただけ、恐るるに足らず 昨夕からきな臭い動きが始まっていた。中国で複数の中小金融機関が短期資金の返済不能に陥ったということで、人民銀行が相当規模の流動性供給を行ったということである。ひょっとして不動産バブル崩壊が始まったかと身構えたが、市場の動きから見るとそれほど深刻な事態ではなかったようである。 下げが本格化したのは米国株式市場がオープンしてから。ダウは
2017/03/16 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
FRB委員の見解が収斂しており年内あと2回の利上げ 早朝の米国FOMCも、ほぼ正午に発表された日銀政策決定会合も、結果はほとんどの市場参加者が予想した通りの結果で、この点では大きな波乱はなかった。しかしここ4週間ほどのうちに、米国の今年中の利上げ回数予想の平均値が2.5から3.5に切り上がっていく過程で、短期筋のポジションが各方面で積み上がっており、FOMCの後で発表された「ドットチャート(16
2017/03/13 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
安倍さんも小池さんも地盤が液状化している 豊中で国粋主義的教育を志す小学校新設を試みた人物が、大きなスキャンダルを引き起こしているが、これから安倍政権の支持率を大きく傷つけそうな気がする。まさか安倍首相が直接関与しているとは思わないが、今回の三枚舌理事長が画策した、国保有の土地払い下げ、新設小学校の認可、国家機関による土地正常化費用の算定という3つのハードルを一発で突破しなければ不可能な、小学校
2017/03/08 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
投資恐怖症の日本人、食わず嫌いはもったいない 一昔前、養老孟司氏の「バカの壁」という本がベストセラーになった。14年前に出版され、戦後のベストセラー第4位で436万部の発行部数となっている。ちなみにベスト3は窓際のトットちゃん、ハリー・ポッターと賢者の石、乙武氏の五体不満足である。養老氏の言うバカの壁とは、時々軽い気持ちで「話せばわかる」と口にする人がいるが、人それぞれに抱いている知識や観念には