映画「ゴールデン・カムイ」と100兆円をこえるタンス預金のもたらす株高。岸田政権の今後

映画「ゴールデン・カムイ」と100兆円をこえるタンス預金のもたらす株高。岸田政権の今後

2024・2・4(第1211回)

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映画公式ホームページより>

2700万部をこえる大人気コミックの映画化。明治末期の北海道を舞台に、アイヌの残した莫大な埋蔵金をめぐってくり拡げられた争奪戦を描く。

ありかを知ったある男は、網走監獄に収監後、24人の囚人に刺青をほどこした。これが全部合わせると、一つの暗号になる。

主人公の杉元とアイヌの少女、陸軍第七師団の中尉、それに元新選組の土方歳三の三つ巴で、この刺青を探す。

「埋蔵金」はいまの日本にも、存在する。新紙幣発行にともなってアブり出される「タンス預金」である。

日銀によると108兆円。金利が高まると銀行預金となり、貸出増と投資(在庫・設備投資)が増大。好景気というリサイクルが期待できる。

大方のシンクタンクの2024年の実質成長率予想は1%。しかし、2023年が、0.7~0.9%だったが2.3%になったように、上方修正は必至だろう。

後講釈に、このタンス預金の流動化と、株高のもたらす消費増が加わることになるに違いない。

私が某大新聞社の政治部長に聞いたところを以下にしるす。

①岸田政権の支持率は低い。しかし、ポスト岸田の人材は見当たらないので「岸田おろし」の流れは加速しない。

②麻生副総裁と米国トランプ前大統領との会談があり、存在感が大きくなる。

③年初の能登半島の震災は、野党はこの問題を優先する。また北朝鮮の金正恩氏から見舞いの電話があったことから、拉致問題が解決に向けて前進する可能性が出て来ている。

④早期解散の可能性は低い。国民民主党や維新の会などとの連立政権になれば、議席を大きく伸ばす可能性が大きい。

岸田政権の存続の可能性は、7割と思う。

一方、外国、とくに米国の年金による現物買いが2兆円近くになりつつある。私の3万7500円説が実現しつつある。あと1000円。やはり銘柄だ。

銘柄? ここ2、3回の私のブログをごらん下さい。また、私の「相場ウラ読み」というボイスメッセージでも、ぜひ参加してください。

映画のセリフから、アイヌ語で、

「カント オロワ ヤク サク ノ アランケプ シネプ カ イサム」

(天から役目なしに降ろされたものはひとつもない)

私が89才に思った役割は、他人様にもうけていただくこと。これが天から与えられる役です。

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