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パウエルの変心、ヘッジファンドの岸田見切り売り。しかし私は強気の見方を変えない(第1099回)

ご存知の通り、FRBパウエル議長は突然インフレ・ファイターとしての姿勢を前面に押し出して来た。 金利引き上げが早く、しかも大幅なものになるという思惑から、2年もの米国国債金利は年初の0.7%から1月19日、一気に1%の大台にのせた。当然、NYダウ平均、NASDAQともに下降中。しかも大幅な下げだ。  日経平均の方もつれ安の最中なので先行きは不安だが、案外見逃しているのが、ヘッジファン

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ナルド・トランプの共通点が引き起こす安倍さんの復活。そして「脱炭素」へのブレーキ(第1098回)

 鄧小平とトランプ————。共通点は失脚から立ち直って権力を握ったことだ。  文化大革命の初期の67年、76年の2回、鄧小平は失脚。しかし、1977年に復活を果たし、死ぬまで権力を握って離さなかった。  私はこのブログで、2回にわたり「独断と偏見をもって」予想した。  トラン前統領が2024年の選挙における再選、そして、安倍晋三元首相の復活、という予想である。  まず中間

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レーニンの封印列車と、習近平中国国家主席の台湾進攻の時期(第1097回)

 このブログの読者の皆様は、レーニンなんて名前を聞いたことがないという 向きもあるかもしれない。ではスターリンは?これはあるでしょう。レーニン はそのスターリンのいわば親分です。19世紀までつづいたロマノフ王朝を打倒 し世界で初めて共産主義国家ソビエトを建国した大革命家です。因みにレーニ ンはペンネームで本名はウラジミール・イリッチ・ウリヤノフ。 レーニンは革命を起

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小説「四十七人の刺客」と脱炭素のもたらすインフレ、ドル高(円安)、そして株高(第1095回)

池宮彰一郎氏の原作を読むのをおすすめする。高倉健主演の映画もいいが、小説に比べるとオチる。この傑作は、死ぬ前に一回、ダマされたと思って読んで下さい。全く発想の違う角度から、この歴史的な事件を見ることができる。 本所の吉良邸内が城塞化してあったという点、そして事件の発端とされた吉良上野介のワイロ要求が、実は大石内蔵助の放ったデマであった。 よく考えてみれば、上野介がワイロ好きなら、何も

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チャリティーウェブナー【YouTubeライブ】12月26日開催のご案内

2021年も残すところ2週間ほどとなりました。 皆さまからのご寄付ありがとうございます(現在の寄付額98,000円)。 12月26日(日曜日)開催チャリティーウェブナーon YouTubeライブのご案内です。 NPO日本個人投資家協会理事の木村喜由による 「企業情報の何を見て投資すればいいのか?」 をテーマにした投資の基本、初心者から中級者に役立つ内容をお届け致しま

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「脱炭素」は、インフレを呼ぶが、同時に企業の不良債権をもたらす

 ご存知の通り、私は銀行マンの経歴がある。30年間つとめた山一証券グループを辞め、日債銀(現在のあおぞら銀行)にスカウトされたのが1989年。すぐ株式で暴落が始まり、次に地価の大幅下落が始まった。  明治以来の銀行の貸付けの担保は土地。これは不況などで地価が下がっても、せいぜい3~4割の計算で担保割れを起こさないという前提で銀行ビジネスは成り立っていた。  例で示そう。  いま

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お知らせとご寄付のお願い

2021/12/06 | その他

12月に入り迎え年の瀬が近づいてくる中そろそろ本格的な寒さがやって来ました。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。現在、当団体では「若い世代に向けた投資教育、投資家育成の為の新たな情報配信や時代に合った活動」を実施しています。しかしながら、資金不足により情報配信を行う為のシステムアップデート(ジャイコミ含む)や新しい投資教育企画などの活動の維持をする事が出来ません。日頃から私たちの活動を応援し

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