「 上級 」 一覧

映画「MEMOMRY メモリー」と日経平均3万円達成で考えなくてはならない戦略と注目銘柄(第1173回)

映画「MEMOMRY メモリー」と日経平均3万円達成で考えなくてはならない戦略と注目銘柄2023・5・21 (第1173回) リーアム・リーソンが「96時間」シリーズ以降定着した、無敵オヤジ路線。70歳ともなるとやはり動きがどことなく鈍い。 ストーリーも、ジョン・ウィックものの二番煎じでよほどのファンでない限り、おすすめできない。何しろ殺しの対象が少女なので断ったら、世界中の

続きを見る

1-3月期は決算良好、植田日銀は失敗を恐れるな

東電を除く発表済み61銘柄で3割増益 3月までに決算を迎えた225銘柄のうち62社、時価総額492兆円のうち35%が発表を終えた。電機、小売、運輸、電力ガスなどが中心。東電が5千億円ほど補助金で上振れしているのでこれを除いた61社の純利益は2兆2867億円・30.6%増。今のところ四半期で過去最高だった7-9月期と同程度のペースで走っている。東電込みでは2兆8140億円・61.1%増。

続きを見る

再びドル円が走り出す、次の中期目標は180円

新しい理論価格は現在の相場とほぼ一致、財政悪化で円安へ 「現在のドル円相場は理論価格よりも大幅に円安方向に振れており、投機要因が剥落すればかなりの値幅で円高方向に動く可能性がある」という見方が存在していることを、多くの人は承知していると思う。その最大の根拠は、日米の物価上昇率の差異を理論価格とした、購買力平価という考え方である。物価上昇率の高い国の方が、貨幣の実質価値(購買力)がより早く低下

続きを見る

映画「銀河鉄道の父」と米国の銀行破綻危機と国債のデフォルト。そして日本株の大台挑戦(第1172回)

映画「銀河鉄道の父」と米国の銀行破綻危機と国債のデフォルト。そして日本株の大台挑戦2023・5・14 (第1172回) 「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」という有名な詩を知らない人はいないだろう。作者宮沢賢治の父が、手帳から発見したエピソードは私は知らなかった。 この映画のヤマ場は、賢治の死の床で、父がこの詩を全部そらんじて、病人を励ますところ。役所広司さんの名演技で、大いに泣か

続きを見る

映画「TAR/ター」と米国債務の引き起こす巨大なリスク。

映画「TAR/ター」と米国債務の引き起こす巨大なリスク。インフレ対抗策としての金への投資。そして日本株の保合上っぱなれ。2023・5・7 (第1171回) 女性のベルリンフィルの指揮者ターの栄枯盛衰を描いた佳作。アカデミー賞レースで6部門の候補になった。 没落しかけたター(ケイト・ブランシェット)が、後任の指揮者を殴り倒すシーンが、最も印象に残る。それでも、歴史を覆すことはで

続きを見る

映画「ザ・ホエール」と巨体を持て余している中国の不動産バブルの破裂。ウクライナ3 (第1170回)

映画「ザ・ホエール」と巨体を持て余している中国の不動産バブルの破裂。ウクライナ32023・4・30 (第1170回) ブレンダン・フレイザーが、第95回アカデミー賞で主演男優賞を獲得した佳作。体重272キロの巨体で、余命数日と宣言された折も折、疎遠になっていた娘との仲を取り戻そうと努力する姿を描いたヒューマンドラマ。 私はまだ国民の生活が未開国並みの、年金や医療体制が整備され

続きを見る

現実に引き戻すテスラの決算、半導体も不況深刻

選択肢が増えると埋没してしまったテスラ車 筆者はEVが急速に普及するシナリオには否定的だ。しかし有限な石油資源をドカ食いする今のエンジン車中心の構図も持続可能でないのは明らかだ。最初に統一的な評価基準となる、LCAすなわち製造から運行、廃棄に至るまでの全エネルギー消費および温暖化ガス排出量を計測・比較し、本当に移行が可能で合理的な将来に向けたロードマップを国際的に合意することが必要だ。その次

続きを見る

PAGE TOP ↑