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映画「怪物」と私にとって嬉しいニュース3つ。それにジョージ・ソロスのウクライナ戦争についての分析

映画「怪物」と私にとって嬉しいニュース3つ。 それにジョージ・ソロスのウクライナ戦争についての分析 2023・6・18(第1177回) 「何だ、これは『羅生門』じゃないか」と私は思った。違いは分かりにくいことだけ。賞はもらったらしいが、私にははっきり言って、凡作としか思えない。 「ブタの脳を人間に移植したら人間は?人間?ブタ?」とか、面白いセリフは随分ある。しかし

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映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」と、3万円大台を達成しても動かない個人投資家

映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」と、3万円大台を達成しても動かない個人投資家 2023・6・11(第1176回) WBCの優勝は野球を知らない人まで野球ファンになったと言われるほど、日本人全体がトリコになった。 結末は分かっていても、楽しい話は何べんでも聞きたい。今回の侍ジャパンの「世界一」話が映画になったが、やはり館内は満員だった。 準優勝の負けゲーム

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ウクライナ戦争は総力戦、世界は全く新しい局面を迎える

支援が多いウクライナに負けはない、ならばプーチン政権が崩壊する 20世紀になってからの大規模な戦争は、すべて国家の資源、人員を可能な限り投入する国家総力戦となっている。当然、動員される側の国民にとっては著しく重い負担が課され、場合によっては非人道的、非人間的な行動を強要される。勝てればまだよい。国家の存続のためには、あの犠牲は仕方なかったのだと自分を納得させることができるし、場合によっては戦

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映画「岸辺露伴 ルーブルへ行く」と、米国を襲う「財政の壁」と8月の「ドカ」一方、空前の大商いで「ド」は終わりの日本株。4万5千円へ

映画「岸辺露伴 ルーブルへ行く」と、米国を襲う「財政の壁」と8月の「ドカ」一方、空前の大商いで「ド」は終わりの日本株。4万5千円へ 2023・6・4(第1175回) 大ヒットして3日間で100億円を稼いだ、とか。特別な「黒」を追求する漫画家が主人公。これに雑誌社の女編集者がカラむ、やりとりが面白い。 ストーリーはネタバレになるので省くが、原作を知らない私でも楽しめた。

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映画「最後まで行く」と、中国が覇権国になれない理由。そして4万5千円を狙う日本株(第1174回)

映画「最後まで行く」と、中国が覇権国になれない理由。そして4万5千円を狙う日本株2023・5・28(第1174回) 岡田准一の主演作品は、当たり外れが少ない。今回もとても面白かった。 自動車事故で人をはねた警官と本部の監察官とのやりとりの妙。これ以上はネタバレになるので書けないが、十分におすすめできる。 先週予告したように、今回は中国について書く。 覇権国に中国は

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日米の預金保険制度はこんなに違う

米国で取り付け騒ぎが起こるのは当然、日本ではありえない 銀行から信用を差し引くと何も残らない。言葉遊びみたいだが、真実である。銀行の仕事は預金の確実な保管と付利、および集めた預金の健全な運用ということに尽きる。そもそも人は信用できない銀行にお金を預けない。銀行がきちんと機能してくれないと往生しまっせ。大富豪(あなた)の財産が現金のままで、自分で管理しないといけないと想像してくれ。ただ邪魔で、

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米国の景気と企業業績が悪化するとみる理由

止まらないインフレ、急速に落ち込むマネーサプライ 米国株価は予想外に堅調を維持しているが、子細に見ると、ネット系大銀行を中心に倒産懸念が増大し、預金者らの逃避資金が、自分たちの資産形成に大いに貢献してくれたGAFAMや暗号資産に移っている様子が窺われる。つまり景気に対する見通しとはほとんど無関係に、「これまで成功してきたから今後も安全そうに思える」ところに、ほとんど何も考えずに動いているよう

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