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映画「HANA-BI」と安倍内閣の前途と外人機関投資家の対日投資作戦 (第1019回)

第54回ベネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した秀作。故黒澤明監督が選んだ「世界と日本の100本の映画」の中の一本に入った。黒澤監督の発言を。  「『その男、凶暴につき』を見た時から、(北野さんは)才能あると思ったね(中略)。ズカズカと踏み込んでゆく思いっきりの良い所(中略)。出演者一人一人の存在感がしっかりできているところが素晴らしいね」と。この大監督がベタ褒めなのを見ても、北野武監督へ

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シェイクスピア「リチャード三世」とバイデン大統領を織り込み始めたNY、そして日本株長期上昇のサイン(第1020回)

 15世紀後期のイングランド。ランカスター家とヨーク家の王位をめぐる戦い「ばら戦争」の末、ヨーク家のエドワード四世が王位に返り咲く。この作品はエリザベス女王の時代に起きた史劇ブームに乗ったもの。ヘンリー四世、五世、六世、リチャード二世、そしてこのリチャード三世。  ローレンス・オリヴィエの主演、監督した映画を私は高校三年の時に観た。後年仲代達矢さんが富山で上演したときも。英国でオリヴィエの

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幸田昌則の不動産耳より情報<2020年7月号>

ここだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 1.Jリートの価格推移を見れば、不動産市場の動向がよくわかる。 2.価格上昇が続いていた中古マンションだが、コロナ後は1〜2割下落している。 3.外出の自粛でネット販売が増加し、物流施設の空室率は一段と下がっている。 最近の話題 第2次安倍政権の誕生後、長引くデフレからの脱却を目指して、日銀と政府による異次元の金融緩和と超低金利

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映画「フィールド・オブ・ドリームス」とトランプVS連邦最高裁の判決の行方(第1018回)

 私の大好きな野球もの映画。ロケ地となったオハイオ州北東部のダイアースビルの野球場はそのまま残されている。今年は8月13日にホワイトソックスとヤンキースの公式戦が行われる予定だったが、ご存じのコロナ大騒動。どうなったのかなあ。  お話を簡単に。レイ(ケビン・コスナー)は小さなトウモロコシ農業を経営し、妻と娘の三人暮らし。ある日、天からの声を聞く。「If you build it、He w

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映画「慕情」と時限爆弾化した香港問題とNYダウの行方、 そして日本株 (第1017回)

映画「慕情」と時限爆弾化した香港問題とNYダウの行方、 そして日本株 2020・6・21 (第1017回)   1955年のこの作品は、当時まだ珍しかったシネマスコープで撮った香港の観光映画である。何といってもナット・キング・コールが歌った主題歌(Love Is a Many―Splendo r ed Thing)は映画音楽史上最高の作品と言われている。  主演はジェニファー・

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映画「ゴールドフィンガー」と6月11日の大幅下落の止まり場と反騰開始の時期と今後の目標値(第1016回)

 ご存じ007シリーズの第三作。現在のシリーズの基本型ができた。Qの研究室で奇想天外な新兵器の説明、世界各地を飛び回り、敵に雇われたセクシーな美女がボンドの魅力にひかれて寝返る。勿論、ボンドの敵役派みんなエタイの知れない大掛かりな仕掛けで犯罪を計画。これが面白い。  この映画の敵役はゲルト・フレーベ。他のジョセフ・ワイズマンやクリストファー・リーよりずっとアクが強く、ユーモラスな面もある。

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映画「リオ・ブラボー」とようやく景気が底入れした米国、日本経済と株、それにポストコロナの成長銘柄 (第1015回)

西部劇で私の最も好きな映画の一つ。主役のジョン・ウエインに加えてデイーン・マーティンのアル中の助手、それに足の悪い老保安官補。この三人がとらえられている悪玉の弟を連邦裁判事が来るまで、街を包囲しているガンマン達に対し守り抜く。  保安官事務所一か所にくぎ付けにされ、周囲は敵ばかり、わずかに若いカウボーイが参加したくらい。映画作りのコストは安い。それでも楽しいのはアンジー・ディキンソンのお色

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