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米国景気が大きく悪化する公算
生成AI関連の資産効果と設備投資に支えられている米国経済 米国はK字型経済と言われている。富裕層は株高、暗号資産高などの資産価格上昇に反応して消費を拡大させているが、中低所得層は物価高に所得増が追い付かず、消費は伸びない。政府機関閉鎖が終わり景気拡大に向かうという説があるが、経済の静脈に当たる部分で、直接成長に関するものは少く、正しくない。 現在米国景気は好調に見えるが、9月までの財政
大波乱の秋、誤解と扇動に惑わされるな
高市トレードは名前だけ、実態は投機筋の策動買い 自民党総裁選後、高市トレードという言葉が喧伝され円安・株高となったが、その実態は例によってSQに向けてマクロ系ヘッジファンドの動きにCTA(商品先物投資顧問)系のヘッジファンドの策動的な売買が重なったためである。相場の方向は前者が決め、後者が投機的に値動きを拡大させ、追随あるいはロスカットの動きを誘発させたものである。225先物と、寄与度の高い
9月SQは人為的高値、反動に注意
世界景気は悪化方向なのに投機筋のお祭りはなお続いている 4月中旬までの金星逆行の期間は大変動が起きやすいため要注意と指摘したが、実際にその通りの大波乱となった。基本シナリオではそのまま米国は調整入りすると見たが、実際には日米とも9月前半にかけ記録的な急上昇が演じられ、5か月間に安値起点からNASDAQは50%、225は45%、TOPIX41%の史上まれにみる急騰となった。生成AI祭りがまだ続
米国は狂気の大渦である可能性
現金からの逃避と生成AIブーム、暗号資産ブームが重なる 日経225はここ1月間激しい動きを続けており、高値安値は7月14日39289、24日42065、8月4日39850、13日43451円と短期間で大きな値幅が示現した。中期波動の起点安値が4月7日30792円だから実に4か月余りで41.1%の急騰である。同期間にTOPIXは38.3%の上昇だった。 自動車向け関税の交渉が前進したこと





