「 有料記事 」 一覧

巨額IPOの連続で歪む株式市場

扇動と楽観主義で膨張したIPO銘柄の時価総額 昨日12日、スペースXが上場した。公開価格135ドルに対し161ドルで初日の取引を終え、時価総額は2兆ドルを越えた。同社の昨年12月期決算は売上高3兆円、純損失7800億円であった。IT系で時価総額がずっと大きい近いアップル(4.3兆ドル、純利益19兆円)、グーグル(4.4兆ドル、同25.6兆円)の売り上げ規模がいずれも60兆円ほどなので、スペー

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『子どもNISA』は原資の公的拠出が必要不可欠

  令和8年度の税制改正大綱では、子どもの将来のための資産形成を目的として、NISA(少額非課税制度)の「つみたて投資枠」の年齢制限撤廃が盛り込まれた。年間60万円、合計600万円を限度として、18歳未満の子どももNISAのつみたて枠を令和9年4月から利用できるようになる。 出生数が過去45年間一貫して減少し続けている現状に歯止めをかける少子化対策は、喫緊の最優先課題であり、

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いよいよガラスの城が崩れる

米中会談、重要課題はスルー、しかしイラン停戦では利害が一致 米中首脳会談が終わった。大国の首脳同士の訪問においては双方のメンツを立てるのがお約束である。譲れない核心的課題はスルーして、互いの手柄になる合意だけ華々しく伝える。今回、3つの課題があった。イラン、貿易通商、台湾だ。 イラン問題での合意は見えていた。しかし政治指導者らの大半が殺害され一方的にボコられたイラン側としては、形だけで

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金融商品化した「金」の安全神話は崩れるか

  1971年8月15日、米国は金1トロイオンス(約31.1グラム)=35ドルという固定比率による米ドルと金の兌換を停止した。ニクソン・ショックである。それ以来、金の市場価格はほぼ一貫して上昇を続けてきた。 特に2020年のパンデミック後に世界各国がおこなった「未曾有の金融緩和」以降は、市場全体に資金が流入して金ETFへの機関投資家マネーが急増し、金価格は新しいステージに入っ

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ポスト・イラン戦争を視野に、米景気後退を警戒

最初にイラン戦争ここまでのおさらい 23年10月のハマスの大襲撃以来、イスラエルは恒例の10倍返しの反撃(再度の攻撃を思い止まらせる意図)に出ている。ハマス本拠のガザ、ヒズボラ本拠のレバノン、フーシ派本拠のイエメンに大打撃を与え、25年6月はイランに巨大爆弾を落として核施設を破壊、政府と革命防衛隊首脳47名を暗殺した。昨年末、イラン国内では従順だった一般市民も含めた大抗議デモが起きたが、革命

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介護保険は現物給付から金銭給付へ~応能負担と自由介護の拡大で再構築せよ 

  わが国の介護保険制度は、人口構造の崩壊によって「必ず破綻方向に向かう構造」にあると言っても過言ではない。 2027年度の制度見直しを控え、この危機を打開すべく、厚労相の諮問機関である社会保障審議会・介護保険部会が昨年12月に見直しに向けた意見書を提出した。 ところが、この意見書の提案内容は、現行制度の小手先の改変に留まり、抜本的な制度改革とは到底評価できないものであ

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イラン戦争、異常事態を永続前提で考えないように

ホルムズ海峡の封鎖は長く続けられないのでは 最高指導者ハメネイ師の暗殺から政権転覆を目指した作戦を、米国とイスラエルは共同で実行中である。費用対効果、および過去の実績があまりに悪いので、米国がイランに地上軍を派遣することはあるまい。よって両国の作戦行動は軍事施設等の破壊と現政権および革命防衛隊・国軍の幹部の暗殺に集中するだろう。 現時点ではほとんどの長距離兵器は消費または破壊されたため

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