「 有料記事 」 一覧

米国債相場、次の急落は株価の全面安を招く公算

財政悪化と経済正常化が進む、長期債から大きく崩れよう 筆者の相場見通しが一番外れているのは米国債券相場である。投資の世界に足を踏み入れて満46年を迎えたが、株価が企業の成長であれ投機であれ、投資家の期待の大きさを反映してダイナミックに動くのに対し、債券は事前に確定した利息と元本により厳格にリターンが決まっているため、インフレや成長率、財政見通しなどで論理的な相場形成になると教わっ

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米大統領選後、楽観の反動を警戒

自滅的発言なければ次はバイデン氏でほぼ決まり 米国は世界初の成文化された憲法を持ち、その基礎である権利章典が掲げる理想は普遍的で素晴らしいものだ。だがそこで認められた各種の自由は、一面、独善と排除の論理にも転じうる。富裕層重視の税制、弱者切り捨ての福祉政策が、結果的に狂人としか思えないトランプ氏を大統領の座にに押し上げた。 前回の選挙で彼に票を投じた北部の白人低

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個人資金が殺到する米国市場、外国勢の売り続く日本市場

9割戻しを実現した米国株式市場 米国株価は9月24日を最安値にほぼ3週間猛反発を続けている。NYダウは9月3日29199から24日26537まで9.1%下落、昨日は28957まであり下げ幅の91%を挽回した。GAFAやテスラなど大型銘柄中心に個人投機筋の資金が流入して24週間ほぼ棒上げしていたNASDAQは、高値は9月2日12074、21日に10519まで12.9%下落したものの

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いつか来た道、フワちゃん銘柄への一極集中

全般堅調に見えるが上がっているのはネット系ばかり 数字の上では米国株価ほどでないにしても日本株は堅調で、3月安値からほぼ一直線に戻した6月9日高値に対し、TOPIX、225ともほぼ2%高となっている。ただしこの間の物色動向には偏りがあり、いわゆるバリュー系銘柄、伝統的ビジネスの銘柄は、バフェット氏の商社株買いとか出遅れ株物色へのシフトとか言われながらも、現実にはむしろ軟調に推移し

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菅さん、それをやっちゃあお終いだよ

安倍政権の最も醜い部分を継承してはいけない もちろん日本学術会議の議員任命問題である。一応国家機関であるから議員は国家公務員になるが、だからといって「政府の方針に従わない幹部職員は更迭する」と言われても仕方ない、実務担当の行政職公務員とは違って、学術会議は政治からの圧力を受けずに正しいと思われる方向性を示す「責務」があり、そこに政府の方針に異論を唱えた人物だけ排除する、という今回

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バイデン政権ならGAFAの分割、一部国有化は十分ありうる

独占禁止法は民主主義実現に不可欠のツール Black lives matterという言葉はご存じだろう。「(白人の命と同様に)黒人の命だって大事だ」というのが正しい解釈と思っている。Matterという言葉はmaterialと親戚で、物質、素材という意味があり、事案、懸案事項という意味もある。Problemの示唆する問題ほどの緊急性はないが、無視できない重要性がある、というほどの意

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第4コーナーを回った米大統領選、トランプ氏に大トラブル

ほとんど納税していなかった事実が暴露、保守層の離反は必至 米大統領選投票日は11月3日、5週間後に迫った。競馬に例えれば第4コーナーを回って各馬一斉にラストスパートに差し掛かるところ。地力に欠けるバイデン氏だが敵方の失策続きに助けられて現状ではかなりのリードを確保していると見られる。前々回、人口動態から見て有色人種の増加傾向は歴然で、比率低下著しい白人男性に強く依存する共和党の劣

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