「 有料記事 」 一覧

米国景気の引き潮の予兆、米人気株は売れ

まずは菅新内閣の陣容に注目 先ほど自民党総裁選が終了し、大方の予想通り菅義偉氏が次期総裁に選出された。菅氏は一応安倍政権の路線を踏襲すると言っているが、真面目な構造改革には一切手を付けず、お友達作りにばかり熱心だった安倍路線を引き継ぎ、モリカケ桜問題にも蓋をするというなら早晩人気を失うのは確実だろう。 それなら支持率の高い今のうちに解散総選挙、というのが定石では

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来週はアビガン関連の報道に注目、誰が一番得をする?

新型コロナウイルスは弱毒化した公算大 新型コロナには朗報がある。欧州では再び感染の急増が報じられているが、新規の死亡者/感染者比率(死亡率)が大幅に低下しているのだ。9月8日までの1か月間の英独仏伊西5か国の感染者(万人)は4.2、3.7、13.2、5.4、21.1、合計47.6万人だ。1日平均15355人。これに対する死者合計は2286人、死亡率はほぼ0.5%で国ごとに大差ない。4月までの

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株式市場は強弱の分岐点を迎えつつある

カネと暇が出来てしまった失業投資家が作った米国投機相場 本日SBGが急落したのは、4日以降、複数の欧米メディアが同社が8月中に米国の大型人気株のコールオプションを大量購入していたと報じたからだ(一説には3兆円規模)。GAFAMやテスラなどその対象銘柄は3日に急落しており、SQ価格となる4日寄付も続落していた。SBG保有のコールの大半はそこで清算されたと推測され、一時大儲けになって

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バフェット氏初の本格的日本株投資は商社株、お次は?

彼の投資会社の検討リストに日本株が加わった 投資の名人として定評のあるウォーレン・バフェット氏だが、これまで日本株投資には慎重で、08年の東芝タンガロイの非公開化の際に買収した例しか知らない。それに比べると今回の総合商社5社を全部発行株数の5%ずつ買い付けるという報道にはインパクトがあった。しかし、筆者は、存命中にバフェット氏が買うかどうかの確信は持てなかったが、バリュー株投資を行う

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米国株の新型コロナバブルは歴然、暴落が目前に迫る

欲ボケした大衆投資家の大量参入が押し上げる 筆者は投資の初心者向けセミナーでは、冒頭に「短期・人気・不勉強」の三悪追放の重要性について語るようにしている。株式投資は、よほどの災難に見舞われない限り長期的には各種の金融資産の中でもトップクラスの投資リターンが上がることが確認されている。それなのに日本では「株式投資は危険だ、大損するぞ」という言葉が普通に語られ、実際、その言葉は半分以

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自社株買いは株主還元ではなく、「企業エゴ」か。

  上場企業が税金を支払った後に残った純利益や、過去の利益の蓄積の一部を株主に返す(還元する)方法には、「配当」と「自社株買い」の2つがある。 なぜ自社株買いが還元策となるかというと、株式を買い戻すと1株当たりの利益が増え、その結果として株価の値上がりや将来の増配に繋がるからである。 しかし「自社株買いは株価にも配当にも貢献していない」という否定論も見られる。株主還元と

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突然の安倍退陣、後継者には若者への教育投資増を望む

「数の横暴」に依存し過ぎた安倍政権 ある政治学者がこう言った。「神様と民主主義はどちらも人々からあがめられるが、未だかつてその姿を見た者はいない」。全くその通りで、民主主義を標榜していても現実には独裁政権だったり、選挙が公正でも投票が誤解や宣伝工作に誘導された結果である場合も多い。民主主義の長所は、多様な意見が均一の権利を持つ有権者の前に提示され、投票にて多数決により公正に決定さ

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