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【上級者向き】波乱模様だが反転は遠くない、突込みを買おう
2018/12/13 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
米国債券市場バブルが各市場に混乱の連鎖を作っている 米国で長短金利の逆転現象が、きわめて低い金利水準で実現している。明確に意識している人は少ないが、現在の市場は歴史上経験したことのない異常事態に直面している。長短金利の逆転は、景気が過熱した状況で中央銀行が景気を冷やすために金融引き締めを行い、短期金利が従来よりもずっと高くなった結果起こるものだ。 現在、米国経済は雇用が逼迫気味だが、成長率
【中・上級者向き】顧客本位の投信運用は実現するか 岡部 陽二
昨年3月、金融庁は投資信託における「顧客本位の業務運営に関する原則」を公表し、金融事業者に採択するよう呼びかけた。 採択した証券会社・銀行などは2018年6月末時点で全国1426社にのぼる。 同庁はこの取り組みの「見える化」を促進すべく、KPI(Key Performance Indicator、成果指標)の公表も働きかけている。 成果指標とは成績表のようなものであり、この場合、金融庁が定め
【上級者向き】67歳で年収の7倍をためる
老後資金の必要額は、これまでざっくりと「退職金も含めて3000万円」などといわれることが多かった。フィデリティ退職・投資教育研究所の最新の試算によると、今の現役世代が退職するころには、退職年齢は67歳に高まっていて、その時点の年収の7倍をためておく必要があるという。退職時の年収を600万円とすると4200万円だ。野尻哲史所長は「簡単ではないが、できない水準ではないだろう」と話している。 「3